タイ語による祝福

 今年4月から、ピカピカ先生のお母さまと毎日、ラインを交わしているが、私は花や風景の写真、そして、ピカピカ先生の授業姿を送っている。お母さまからは仏教の御教えや祝福が送られてくる。その一部をご紹介しよう。
 วันนี้(今日) ขอให้(願わくば) จิตใจ(気持) เบิกบาน(明朗で) สำราญสุข(心穏やか) พบเจอ(出会う) แต่สิ่งดี(良いことのみ) มีมงคล(吉祥に恵まれる) ตลอดวัน(一日中)
 これを音読すると、とても美しく感じられる。タイ語は同じ頭子音を重ねて響かせることが多いので、なおさら美しい。たとえば、こうである。① 気持=ジット・ジャイ  ②明朗で=ブァーク・バーン  ③心穏やか=サムラーン・スック  ④吉祥に恵まれる=ミー・モンコン
 生徒達の授業を見ていると、皆さんはタイ語の美しさに気がついていない。この夏、何度も音読して、タイ語の美しさに一歩でも近づいてみませんか!

祈り

 昨日、大学で期末試験を実施した。答案用紙を回収した後、新学期から続いていた緊張感がするっと解けた。もちろん、成績をつけるまで、まだまだ緊張しなければならないが、出講という一連の任務を無事に終えることができ、ほっとしている。
 大学の門を出て隣接するイグナチオ教会に寄った。カトリック教徒ではないものの、4月からずっと見守られて来た恩顧に対して感謝の辞を述べるべく、献金袋に気持ちを託し、それから、卵型をしている本堂の長椅子の後部座席の一角に座った。
 すると、私のすぐ近くに電動車イスの女性がやって来られた。祈りの場所なので、彼女をじろじろと見るのは失礼であったが、車イスにたくさんの物をぶら下げていたので、いやがおうでも目にとまった。一人で生きているにちがいない。夕べの祈りを捧げに来られた彼女。神様が彼女に優しく祝福の手を差し伸べているように思われた。

花の管理方法

 6月に買って来たミニバラが咲かない。安物だから、1回の開花で終わりなのであろうと思っていたが、花の管理方法を読んで、深く反省した。
 1)置き場所=日当たりがよく、風通しの良い場所、夏場の直射日光は避けてください。
 2)水やり=鉢土の表面が乾いたら、たっぷりあげてください。
 3)剪定=花が咲き終わったらカットしてください。年中、新しい花を楽しめます。
 昨日、九州から東海まで、梅雨が明けた。東京もそろそろであろう。真夏対策は人間も大変だが、植物も大変。適宜な水、適宜な光、適宜な風、そして、適宜なスペース….。すべてこれ、適宜(พอสมควร)が一番大切!
 泰日文化倶楽部の夏休みは、8月10日(水曜日)から23日(火曜日)まで。あと3週間、自分に合った適宜な動きで体力を保ち、タイ語を勉強することで、頭の活性化をはかろう。

海に因むタイ語を書いてみよう!

 今日は「海の日」。そこで、海に因むタイ語を書いてみませんか!
 1)海  2)船  3)ビーチ  4)海岸  5)泳ぐ  6)水着  7)ダイビング  8)島  9)漁師  10)海軍  11)軍艦  12)水兵  13)半島  14)湾  15)魚釣り  16)釣竿  17)網  18)造船所 19)ヨット  20)南極  21)北極  22)水平線  23)赤道  24)太平洋 25)魚  26)海老 27)鯨  28)イルカ  29)昆布 30)椰子の実  

功徳積み

 ホームステイ中のタイの女の子のお母さんから、功徳積みの様子の写真がラインで送られて来た。一枚は、会社の社員を総動員してお寺の境内で、ペットボトルの水やインスタントラーメンの箱をバトンタッチで運んでいる様子、そして、もう一枚は、本堂の仏像の前にそれらの品々を置いている写真であった。
 写真の説明として、ไปทำบุญกัน と書いてあった。雨安居が近いので、社員と一緒に功徳積みに行かれた様子がよく伝わって来た。 過去からずっと受け継がれてきた功徳積みの精神。自分の出来る範囲内で功徳積みをし、仏の前で心身をゆだね、すべての平安を祈る。特に、雨安居の際は、たくさんの新たなる男子が僧侶となって3ヶ月間の修行に入る。水は必需品である。たくさんのペットボトルの水を見ると、安居入りの僧侶には一番のお布施となるであろう。

論語

 格安本を売る店で、『仕事の迷いにはすべて「論語」が答えてくれる』(北尾吉孝著 朝日新書 2012年)を買った。いずれの名言も、かつては聞いたことがある。その中でも、次なる名言はつとに有名である。
 1)吾十有五にして学に志す。
 2)三十にして立つ。
 3)四十にして惑わず。
 4)五十にして天命を知る。
 5)六十にして耳順う。
 6)七十にして心の欲する所に従ひて、矩(のり)を踰(こ)えず。
 では、これらの内容をタイ語に訳してみようではないか。これ、7月後半の宿題なり。

デミタス(demitasse)

 気分転換のためにコーヒーや紅茶を飲むのは誰しもがやっていることだ。私の場合は、赤いコーヒーカップで一日をスタートさせる。しかし、寝るまでには何度となくお茶を飲むので、同じカップを使っていると、飽きてくる。
 そんな時に、デミタス(demitasse)を使うと、量的にも丁度いい。デミは半分の意味だから、飲む量も半分。頭が冴えて、気分が変われば、目的達成。そのあとは、仕事に集中。
 ひるがえって考えて見ると、「半分」もいいものである。なにせ、軽い。負担が少ない。思考の転換にもなる。すなわち、強欲から離れ、哲学することができる。そのうち、半分の半分になると、もっと軽やかになる。重いのは良くない。

黒糖

 昨日、教室の近くにあるスーパーで、黒糖を見つけたので買った。語学教師としては喉が命なので、喉のケアにはいつも気をつけている。
 黒糖の袋には多良間島産と書いてあった。多良間島には行ったことがないし、これからも行くことはない。したがって、黒糖をなめながら、遠い南の島に思いを馳せた。
 原材料名は、さとうきび(อ้อย)。色は黒ではなくて、茶色。茶色はタイ語でสีน้ำตาล。色(สี)+ 砂糖(น้ำตาล)から成立している。たしかに、さとうきびを絞ると、最初はオリーブ油の色をしているが、熱していくと、キャラメル色になっていき、茶色に落ち着く。
 いよいよ夏本番。黒糖を食べて甘みを補給し、疲労回復をはかりたい。

タイ語の面白さを探そう!

 昨晩、「タイ語入門 水曜日19:30」の授業を、生徒さんの要望で、今週は火曜日に実施した。出席者は男性3名。そして、サービス生徒の女性が1名。ちょうどいい人数だ。
 このクラスは3月から開講しているクラスだが、最初から参加しておられるYさんが言った。
 「タイ語って面白いと思いました。水(น้ำ)+目(ตา)で涙という単語になるのを知って、面白い。バンコクへ行った時に、氷という単語ががわからなかったけど、タイ人が教えてくれました。水(น้ำ)+固い(แช็ง)=氷(น้ำแข็ง)だと」
 それを聞いて、私はすかさず同意した。「そういう合成語はたくさん有ります。水(น้ำ)+心(ใจ)=人情(น้ำใจ)という単語はとてもすばらしいと思います。心(ใจ)を使った合成語は数限りなく作れます。では、出題。母(แม่)+鉄(เหล็ก)は、一体、何でしょう? 鉄製のお母さんの周りにいっぱい寄って来る。はい、磁石ですね」

ザ・ピーナッツと永六輔さん

 昨日、珍しく家で昼食を作っていたら、正午のニュースの画面が急に昔の映像に切り替わった。そして、ザ・ピーナッツの歌が流れた。妹さんのほうが5月に亡くなられたことが報じられた。お姉さんのほうは4年前に亡くなられたので、これでザ・ピーナッツとは本当にさよならとなってしまった。昭和30年代の思い出の曲、そして、彼女達のファッションがもう一度、頭をよぎった。
 そして、その後、山手線に乗ると、電車の扉のニュースに永六輔さんの訃報が報じられた。急に体が冷えた。テレビ局ですれ違った永さんは体が大きかった。彼の心から発声される声と語りと熱意がいつまでも印象に残っている。