功徳積み

ホームステイ中のタイの女の子のお母さんから、功徳積みの様子の写真がラインで送られて来た。一枚は、会社の社員を総動員してお寺の境内で、ペットボトルの水やインスタントラーメンの箱をバトンタッチで運んでいる様子、そして、もう一枚は、本堂の仏像の前にそれらの品々を置いている写真であった。
 写真の説明として、ไปทำบุญกัน と書いてあった。雨安居が近いので、社員と一緒に功徳積みに行かれた様子がよく伝わって来た。 過去からずっと受け継がれてきた功徳積みの精神。自分の出来る範囲内で功徳積みをし、仏の前で心身をゆだね、すべての平安を祈る。特に、雨安居の際は、たくさんの新たなる男子が僧侶となって3ヶ月間の修行に入る。水は必需品である。たくさんのペットボトルの水を見ると、安居入りの僧侶には一番のお布施となるであろう。