เวลา(時間)

 誰しもが言う。「時が経つのが早い」、と。最近、使用している教材の中に、「แบ่งเวลา 時間の配分」という表現が出て来た。そこで日頃から使っている「เวลา 時間」について、その他の表現を以下に少しばかり列挙したい。いくらでも合成できるから、ご自分でも書き出してみてください。

1.มีเลา (時間が有る) / 2.ได้เวลาแล้ว(時間になった) / 3.เสียเวลา (時間を無駄にする)
4.หาเวลา(時間をさがす) / 5.หมดเวลา(時間が無くなる)6.บางเวลา(時々)/
7.ตลอดเวลา (ずっと)/ 8. ระยะเวลา(期間)/ 9.ตารางเวลา (時間表)
10.เวลากลางวัน(昼間)/ 11.เวลากลางคืน(夜間)/ 12. เวลามาตรฐาน (標準時)

  戦争はいやだ。ひたすら願う。早くเวลาสันติ(平和時)を!

今日のタイ語作文

1.3月6日は万仏節(マーカブーチャー)である。

2.タイ人の仏教徒は総人口の何%に相当しますか?

3.たまにキリスト教を信仰するタイ人に会うことがあります。

4.東北タイのサコンナコン県出身の人が多いです。

5.サコンナコン県にはベトナム戦争の時に難民としてやって来たベトナム人が多くいます。

6.現在の子孫はタイ国籍を有していますが、仏教徒ではなくて、カトリック教徒です。

March/march

 寒い季節をどうにか耐えて、嬉しいことに3月(March)を迎えた。桃の節句も近い。梅の淡いピンクもいいが、桃の濃いピンクも目を楽しませてくれる。
 3月(March)は健康のためにしっかり歩こう。皆で行進しているつもりになって、marchだ、march!
 ところで、MARCHという略語が有るそうだ。都内の私立大学の頭文字を並べたもので、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、そして、法政大学の5校が該当する。いずれの大学も多かれ少なかれ、親戚や知人が関係しているので、どことなく親しみが持てる。
 3月の東京は、大学を卒業する人達、そして、入学準備のために上京して来る学生達で、入れ替わりが激しい。新しい活気の旋風を若者達に期待する。
  

象頭山

 今年はどうか生徒が増えるようにと願って、正月から象の親子の置物をガラスの書棚から出した。新鮮な空気を吸って、新しいマジックの到来を期待したわけである。象=増。
 数日前、古い箱を開けたら、ランパーン県に在る国立象保護センターへ行った時の写真が出て来た。私の顔はまさしくタイ人顔。象が笑っているではないか! 初めてだったが、象は私にアドベンチャー気分を十分に味わわせてくれた。
 昨日、香川県善通寺市在住の高校時代の友人が庭に咲いた枝垂れ梅の写真をラインで送信してくれた。満開だ。その写真の中には象頭山(ぞうずさん)も写っていた。高校の校舎からいつも眺めていた山だ。
 象頭山は弘法大師が誕生し育たれた場所から近い。金毘羅とは隣接。インドにも象頭山(ぞうとうさん)が有り、仏跡となっているそうだ。弘法大師の幼少期に影響を与えた象頭山。自然の中で生きることは大切なり。

今日の翻訳

 『สวยด้วยสุขภาพ』(รัชนี ใจดี他2名共著 สำนักพิมพ์สื่อปัญญาา刊 出版年の記載無し)の中から出題する。難しい内容ではないので、すらすらと訳してみよう。

1.เป็นที่ทราบกันดีว่าสังคมไทยในปัจจุบันโดยเฉพาะคนที่อาศัยอยู่ในกรุงเทพมหานคร ต้องผจญกับปัญหาในการรีบเร่งออกจากบ้านแต่เช้าเพื่อไปทำงานหรือไปเรียน

2.เนื่องจากรถติดจึงต้องเพิ่มเวลาการเดินทางทำให้หลายๆคนงดอาหารในเมื่อเช้า

3.เพราะไม่มีเวลาพอที่จะรับประทาน เลยสร้างนิสัยการงดเว้นอาหารในตอนเช้านั้นเสีย

4.จากผลการค้นคว้าในเรื่องอาหาร ผลปรากฏให้เห็นได้หลายประการว่าผู้ที่งดอาหารเช้านั้นจะปฏิบัติงานไม่ได้เต็มที่เท่าความสามารถที่ตนมี หรือทำงานได้ไม่ดีเท่าคนที่รับประทานอาหารเช้า

5.ผู้ที่งดอาหารเช้าสมรรถภาพจะลดน้อยลงทั้งทางด้านร่างกายและจิตใจ

6.โดยเฉพาะในตอนสายๆ ก่อนจะถึงเวลาอาหารกลางวัน จะมีอาการหงุดหงิดใช้ความคิดได้ไม่ดี บางรายมีอาการปวดศีรษะมึนงง
 

虚実等分

 昨日、「アジア女性のための生け花教室」を開催した。参加者はわずかに3名。コロナ禍が下火になって来たので、用事ができた方達が多かったようである。華道講師は生徒数が多かろうと少なかろうと全く気になさらない。いつも懇切丁寧にご指導くださる。
 中国人女性に向かって講師は仰った。「生け花には、<虚実等分>という考え方が有ります」
 白板に書かれた漢字を見ると中国人も私も何となく表面的な意味は理解できた。しかし、その言わんとする深い意味はわからなかった。生け花に虚実があろうとは……。
 調べてみると、花そのものは<実>。しかし、枝を切ったり撓めたりしながら生け花にしていくことは<虚>だそうだ。その<実>と<虚>を等分に仕組んで<美>を作り出す行為を「虚実等分」というとのこと。華道を習って17年目に入ったが、華道講師から初めて聞く四文字熟語であった。

からす麦クッキー

 広島から上京した元生徒さんからお土産に「からす麦クッキー」を頂いた。とても素朴で健康にも良い。広島と縁が深い現役の生徒さんにこのクッキーのことを話すと、30年前から爆発的によく売れている広島名産のお菓子だとのこと。もみじ饅頭とお好み焼きだけしか知らなかったので、新しい興味を覚えた。
 このクッキー会社の会社概要を調べてみると、菓子以外に、タイレストラン経営というのが目にとまった。広島市内の繁華街でもう20年も営業していることがわかり、私の関心はクッキーよりもタイレストランに向かった。広島在住の元生徒さんに尋ねると、「とてもお上品な店です」と回答が有った。
 日本国内のタイ料理店にはあたりはずれが有る。「本場のタイ料理」と宣伝していても、期待はずれに終わることが多い。20年も存続しているということは、「良き店主・良き客」のハーモニーが抜群なのであろう。

今日のタイ語作文

1.水瓶座は1月20日から2月18日までの期間である。

2.2月をタイ語で書くのはなかなか難しい。

3.2月の略語は、ก.พ.である。

4.あと1ヶ月もすれば、桜が咲く。

5.4月13日(ソンクラーン)に親友が新潟県から上京して来る。

6.5月中旬、バンコク勤務の元生徒さんが一時帰国するので、私に会いたいとラインして来た。

ตาย/ถ่าย

  最近、使用している教材は45年前の古い古いものである。何故、そんなものを使っているかと問われるならば、タイ人の基本的生活が書かれているので頻出単語がどれも役に立つからである。
 昨日の授業で「ถ่าย 排泄する」の単語を教えた。すると、生徒さんから「ตาย(死ぬ)の発音とどのように違いますか?」と質問が有った。私は意外な気がしたが、その違いを丁寧に説明した。
 そして分かったことは、日本人には有気音と無気音の違いが耳で聞き分けにくく、その結果、正しい発音ができないということである。そして、声調も永遠の課題と言えよう。
 よく似た発音はまだまだ有る。例:ทาย 推測して当てる/ ท้าย 終り/ ไทย タイ/ ค่าไถ่ 身代金/ ไถนา 田を耕す/ ได้ 出来る/ ใต้ 下・南/

ロシア料理を楽しむ

 昨日、元生徒さんが上京したので高田馬場駅まで来てもらった。「ロシア料理、イタリア料理、とんかつの三択から選んでください」と言うと、彼は躊躇なくロシア料理を選んだ。私もひそかにそれを希望していた。
 理由はロシアとウクライナの戦争が昨年2月24日に始まってからほぼ1年が経つので、ロシア料理を食べながらこの1年を振り返り、そして、今後の見通しと展開を話したかったからである。
 店内の客達は老舗の味を楽しみながら静かに食事をしていた。そこには平和が有った。店の人達もいつもと全く変わらず忙しく料理を運び、手際よく皿を片付ける。
 食べる人も作る人も幸せ。料理は何料理であれ人々を幸せにし平和の使者だ。久しぶりのボルシチを頂きながら、早く戦争が終わってくれることを祈った。