今日の翻訳

今日も幼児向けの本である『ทำเอง เก่งจัง』から出題する。簡単そうに見えても、一つの単語の意味を知らないと、ちょっと戸惑ってしまうものだ。そんな経験を繰り返しながら、辞書無しでもすらすらと訳せるようになろう。

1.เทแป้งเล่นฟุ้งกระจายทั่วห้อง

2. รอให้คุณแม่มาสวมเสื้อให้

3. กินมูมมาม ใช้มือหยิบอาหาร

4. ทิ้งขยะเกลื่อนกลาด ไม่ช่วยเก็บให้เรียบร้อย

5. ฉีดน้ำเล่น ไม่ช่วยรดน้ำต้นไม้

6. ตะโกนเสียงดังเวลารับโทรศัพท์

7. ทำหน้าบูดบึ้ง พูดสอดแทรกขณะผู้ใหญ่คุยกัน

8. ค้อมศีรษะทุกครั้งเมื่อผ่านผู้ใหญ่

八幡と八

昨日、タイ語の「แปด 8」が出て来る慣用句を書いたが、今日は、日本語の「八」について書く。たまたま『街道をゆく 34 大徳寺散歩 中津・宇佐のみち』(司馬遼太郎著)の中の「八幡大菩薩」を読み始めたら、司馬氏が次なる蘊蓄と解説を書いていたからである。
 ~八幡(やはた)の語源は、古代、この神(八幡神)をまつるときに、たくさんのハタ(幡)をたてたからだという。「や」とは、数多くの、という意味の古語である。
~さきにふれたように″八(や)”とは、古代、数の多いさまをいう。用例としては、雲の多いことを八雲、種類の多いことを八種(やくさ)、たくさんの種類の草のことを八千草(やちぐさ)、道がいくつにもわかれているさまを八衢(やちまた)….。
 そう言われれば、いくらでも思いつく。 八百屋、八百万(やおよろず)の神様、嘘八百。

ร้อยแปดพันเก้า

先日は「เจ็ด 七」が出て来る慣用句について書いた。その流れで、今日は「แปด 八」について書く。引用は『タイ辞典』(冨田竹次郎編纂)からである。

1. มืดแปดด้าน =(直訳)八面が暗い
 (意訳) 八方ふさがり、五里霧中

2. ร้อยแปด =(直訳)108
(意訳)種々様々

3.  ร้อยแปดพันเก้า = (直訳)百八・千九
(意訳)種々様々

4. แปดเหลี่ยมแปดคม แปดเหลี่ยมสิบสองคม
(直訳)八角八刀 八角十二刀
(意訳)策略の多い、手練手管の多い、狡猾な

今日の作文

昨日、桜の開花宣言が有った。今週末が満開だとか…..。
 以下の短文をタイ語で書いてみよう。

1. 友人の息子さんが東京の大学に合格した。

2. 彼は経済学部で経営学を勉強するそうだ。

3. 卒業後、帰郷し、いずれは父親の会社を継ぐことになるであろう。

4. 4年後の2025年、日本の経済はどうなっているであろうか?

5. 東京一極集中の時代は終わり、地方がより活性化していることを望む。

ชั่วเจ็ดทีดีเจ็ดหน

3月21日(日曜日)で、1都3県の緊急事態宣言が解除されるか否か、あと7日となった。
 そこで、タイ語の「เจ็ด 七」を『タイ語辞典』(冨田竹二郎編纂)で調べてみると、次なる慣用句が書かれてあった。

 ชั่วเจ็ดทีดีเจ็ดหน 悪事七回善事七回。禍福はあざなえる縄の如し。

 タイ語は母音や子音の数が多いから押韻(=韻を踏む)された表現が好まれる。この慣用句の真ん中にある、<ที>と<ดี>が見事に韻を踏んでいるのも、その一例である。
 我々も語彙数を増やして、韻を踏んだタイ語が書けるようになりたいものだ。

อู่ข้าวอู่น้ำ

 昨日は一日中、土砂降りであった。時々、春雷も聞こえた。しかし、春に向けての恵の雨と思えば、苦にならなかった。何故ならば、植物にとって、水こそは大いに伸びる栄養源であるからだ。
 翻訳の添削をしていると、「อู่ข้าวอู่น้ำ」という表現が出て来た。直訳すれば、「米の源、水の源」だが、その意味するところは「米どころ」。
 「อู่」という単語は「ゆりかご」とか、「源」という意味があるから、この言葉自体、とても優しい印象を与える。
 日常でよく使われるのは、「อู่เรือ 船のドック」とか、「อู่รถ 車の修理工場」。ある時、「อู่หมู」というタイ人に会ったことがある。状況から判断して、「養豚場」だった。
 そろそろ春本番に向けて、農家の方達は準備万端の一歩手前であろう。

今日の翻訳

『ทำเอง เก่งจัง』という小学1年生向けの本から引用する。良いことと悪いことが書いてある。我々日本人が学ぶべきことは、日常生活における動詞の使い方である。

1 ดูโทรทัศน์จนดึก ตื่นสายร้องไห้งอแง

2. เข้านอนหัวค่ำ ตื่นเช้าด้วยความสดชื่น

3. จัดที่นอนเป็นระเบียบเรียบร้อย

4. ไม่เก็บที่นอน ปล่อยรกเกะกะ

5. ดึงกระดาษชำระในห้องน้ำเล่น

6. บีบยาสีฟันใช้แต่พอควร

7. ปิดก๊อกน้ำให้สนิททุกครั้ง หลังจากใช้น้ำเสร็จแล้ว

8.ปัสสาวะให้ตรงโถ และกดน้ำทุกครั้งหลังปัสสาวะเสร็จ

黙祷

昨日の午後2時半頃、有楽町線に乗っていると、次なる内容のアナウンスが流れた。
 「2時46分から1分間、全線を止めて、東日本大震災の被災者のために追悼をいたします」
 私はその時間には電車を降りることになっていたので、地上に上がってから黙祷をした。
 10年の歳月は誰にとっても長い。だが、過ぎてしまえば短いと思ってしまう。ご苦労の連続の被災者を除いて…..。
 10年で老化は進む。これだけは否めない。だからこそ、若者に期待したい。陋習にとらわれない新たなる発想を持って、自分に最適の場所でしっかりと働き、家族と仲良く生活するのがいいと思う。
 昨日、テレビを見ていると、そういう若者が出て来て、明るい気持ちにさせてくれた。

恋愛の句

今日は2011年3月11日に起こった東日本大震災から丸10年。鎮魂と祈りの日である。ひたすら復興を願ってやまない。それと同時に、若い世代の奮起と活躍を期待する。
 次は伊藤園のティーバッグの裏に書かれた「新俳句大賞 恋愛編」を紹介がてら引用させていただく。暗くて重い気持ちを一掃し、若者は大いに恋愛をしたほうがいい。
 
1. 花よりも 花を見ている 君が好き (16歳)
2. 赤らめる 私の心の チューリップ (14歳)
3. 片耳の イヤホンとられ 急接近(15歳)
4. 目があって 1℃上昇 私のほお(14歳)
5. 夕立で 君逃げ込んだ 僕の傘 (16歳)
6. 手袋を かたっぽくれる 君が好き (18歳)

今日の作文

今日の出題は以下の通りである。タイ語で書いてみよう。

1. 明日は2011年3月11日の東日本大震災から数えて満10年である。

2. テレビの番組は過去の悲惨な映像をたくさん流している。

3. 助かった方達と不幸にも亡くなられた方達の明暗を知って。複雑な心境になる。

4. その頃、生まれた子供達の明るい顔を見て、少しほっとする。

5. 街の復興は徐々に進んでいるが、被災者の精神的な回復は生涯、続くであろう。