JRの切符袋

10月19日から元タイ人講師と八戸と奥入瀬へ行く予定なので、昨日、JRの切符を購入するため高田馬場駅へ行った。1年4ヶ月ぶりの新幹線だ。普通切符は東京から種差海岸の往復を買った。

お金を払い、切符を手にした私はカウンターの上にあるJRの切符袋を探した。すると駅員はすかさず気がついて私に言った。「もう袋はないんですよ」

時代はすでにスマホ時代。袋貼りの仕事をしている人の仕事が無くなったというわけだ。銀行の袋もそのうち無くなるであろう。この先、いろいろな仕事が消えて行く。生き抜いて行くには強靭な精神が必要だ。

 

鰯雲

毎日、空を仰いで雲の形を見る。入道雲は去り、やっと鰯雲になった。ネットで調べると、「いわし雲は秋以外にも見られますが、秋の移動性高気圧の後ろ側によく見られ、秋の季語になっています」と書いてある。

鰯雲の他に、鱗雲、鯖雲、羊雲という単語もあるそうだが、いずれも形状は近いとのこと。とすれば、鰯雲が昔から馴染んでいるので使いやすいと思う。

動物の名前を冠した表現は永遠に親しみが持てる。横文字をカタカナ表記にした外来語混じりの、しかも簡略化した単語を多用することは、日本の気候風土には適合しない。

今日の語彙

1.稲穂         2.稲刈り

3.鎌          4.豊穣

5.新米を奉納する    6.新米を炊く

7.サンマの塩焼き    8.きのこ料理

9.焼き栗       10.焼き芋

11.わかめスープ   12.かぼちゃ

13.リンゴをむく   14.錦秋

 

最近の入会者

コロナ禍疲れでこの数年間、生徒さんの参加率が低迷していたが、やっと新しい兆しが見えて来た。その特徴は、泰日文化倶楽部が在る高田馬場周辺に在住の生徒達が入会してくれたことだ。駐輪場を確保したまま延々と駐輪場代金を支払って来た甲斐が有った。

嬉しいことは、新旧の生徒達が仲良くしてくれていることだ。そしてもう一点、喜ばしいことは、これまでオンラインで勉強していた方達が対面授業の良さにあらためて目覚めてくれたことである。

語学の勉強の仕方には人によっていろいろ有るが、勉強していて楽しい、面白いという要素は必須である。仲間と一緒に勉強すればいろいろな刺激から、タイ語の勉強+αが得られること間違いなし。

荒物屋

来客の宿泊にあたって諸々の準備に相当のエネルギーを消耗した。その中には、風呂場に敷くマットの交換も含まれる。マットの裏が黴で黒ずんでいては失礼なので、近所の荒物屋に行って新しいのを買い求めた。

その荒物屋とはもう26年以上の付き合いである。頼めば配達してくれるが、たまにその店へ行くのが楽しみなのだ。何故ならば昔の店屋の雰囲気をそのまま残しているから。そして、店主も奥さんも「有難うございます」と何回も言ってくれる。

ひるがえって考えるに、「荒物屋」とか「金物屋」という単語はいずれ消滅するのではないかと危惧している。「小間物屋」はもう使用されていない。若い人達にはわからない単語だ。

今日の翻訳

『สังคมศึกษา ขั้นประถมปีที่๓』(สนาม แสงมลิ/เบญจา แสงมลิ著 ไทยวัฒนาพานิช社発行 พ.ศ.๒๕๒๐)から出題する。

1.รัฐบาลออกคำสั่งที่กรุงเทพมหานคร  ห้ามเด็กเข้าไปในร้านขายสุราหรือโรงการพนัน  เด็กทุกจังหวัดในประเทศ ก็จำเป็นต้องเชื่อฟัง  ไม่เข้าไปในร้านขายสุราหรือโรงการพนัน

2.มีคนตั้งธนาคารเถื่อน  รับฝากเงินของประชาชน  โดยให้ดอกเบี้ยสูงๆ  พอมีคนมาฝากมากๆเข้า  ก็โกงพาเงินหนีไป

3.เหตุการณ์ชนิดนี้เกิดขึ้นในจังหวัดหนึ่งจังหวัดใด ก็ทำให้ประชาชนเดือดร้อน  และถ้าประชาชนไม่ทราบ  ผู้ร้ายก็อาจไปตั้งธนาคารเถื่อนหลอกลวงต่อไปอีก

4.มีไข้ทรพิษระบาดขึ้นในจังหวัดหนึ่ง  ถ้าประชาชนไม่ทราบก็อาจลุกลามไปหลายจังหวัด

5.แต่ถ้าประชาชนทราบก็จะพากันไปปลูกฝีเสีย  ทำให้ไข้ทรพิษไม่อาจลุกลามต่อไปได้

 

泰日文化倶楽部 満35周年

10月に入りました。泰日文化倶楽部はおかげさまで満35周年を迎えることができました。1988年(昭和63年)10月からスタートした小さなタイ語教室ですが、いろいろな荒波にのまれながらも、どうにか今日まで至ることができました。

何事もそうですが、タイ語の勉強も「忍耐」が要求されます。「怠惰」ではだめ。とにもかくにも自然体で持続あるのみ。

36年目に入った泰日文化倶楽部はこれからも真面目に高田馬場で営々と頑張ります。

今日のタイ語作文

1.元タイ人講師がJALで今朝6:00,来日した。

2.彼女は私の家に泊まるが、日本人の友人が多くて、スケジュールがいっぱいのようである。

3.その日本人の友人達はバンコクへ行くと、元タイ人講師から多大なる歓待を受けている。私も然り。

4.よって、もと生徒の一人は彼女を迎えに羽田空港へ行き、私の家まで送って来られる。

5.あと2時間以内に彼らは私の家に到着する。宿泊の準備は完了している。

門前仲町から日本科学未来館へ

茨城県在住の元生徒さんは組紐作家である。先週、東京の地下鉄と都営バスを効率良く乗り回して、個展会場や展示会場を一日で何と5ヵ所も観て回ったそうだ。

私もシルバーパスを利用して都営バスによく乗っている。昨日は門前仲町から東京テレポート行きのバスに乗り、豊洲、深川、東雲、有明、台場を経由して日本科学未来館で下車。

ひるがえって考えるに、バス停の名前だけでも勉強になる。江戸の名残りを有する門前仲町や深川……。それがバスに乗ることわずか40分で日本が力を入れている科学未来のメッカに到着するのだから、傑作といえば傑作だ。