最近の入会者

コロナ禍疲れでこの数年間、生徒さんの参加率が低迷していたが、やっと新しい兆しが見えて来た。その特徴は、泰日文化倶楽部が在る高田馬場周辺に在住の生徒達が入会してくれたことだ。駐輪場を確保したまま延々と駐輪場代金を支払って来た甲斐が有った。

嬉しいことは、新旧の生徒達が仲良くしてくれていることだ。そしてもう一点、喜ばしいことは、これまでオンラインで勉強していた方達が対面授業の良さにあらためて目覚めてくれたことである。

語学の勉強の仕方には人によっていろいろ有るが、勉強していて楽しい、面白いという要素は必須である。仲間と一緒に勉強すればいろいろな刺激から、タイ語の勉強+αが得られること間違いなし。

荒物屋

来客の宿泊にあたって諸々の準備に相当のエネルギーを消耗した。その中には、風呂場に敷くマットの交換も含まれる。マットの裏が黴で黒ずんでいては失礼なので、近所の荒物屋に行って新しいのを買い求めた。

その荒物屋とはもう26年以上の付き合いである。頼めば配達してくれるが、たまにその店へ行くのが楽しみなのだ。何故ならば昔の店屋の雰囲気をそのまま残しているから。そして、店主も奥さんも「有難うございます」と何回も言ってくれる。

ひるがえって考えるに、「荒物屋」とか「金物屋」という単語はいずれ消滅するのではないかと危惧している。「小間物屋」はもう使用されていない。若い人達にはわからない単語だ。

今日の翻訳

『สังคมศึกษา ขั้นประถมปีที่๓』(สนาม แสงมลิ/เบญจา แสงมลิ著 ไทยวัฒนาพานิช社発行 พ.ศ.๒๕๒๐)から出題する。

1.รัฐบาลออกคำสั่งที่กรุงเทพมหานคร  ห้ามเด็กเข้าไปในร้านขายสุราหรือโรงการพนัน  เด็กทุกจังหวัดในประเทศ ก็จำเป็นต้องเชื่อฟัง  ไม่เข้าไปในร้านขายสุราหรือโรงการพนัน

2.มีคนตั้งธนาคารเถื่อน  รับฝากเงินของประชาชน  โดยให้ดอกเบี้ยสูงๆ  พอมีคนมาฝากมากๆเข้า  ก็โกงพาเงินหนีไป

3.เหตุการณ์ชนิดนี้เกิดขึ้นในจังหวัดหนึ่งจังหวัดใด ก็ทำให้ประชาชนเดือดร้อน  และถ้าประชาชนไม่ทราบ  ผู้ร้ายก็อาจไปตั้งธนาคารเถื่อนหลอกลวงต่อไปอีก

4.มีไข้ทรพิษระบาดขึ้นในจังหวัดหนึ่ง  ถ้าประชาชนไม่ทราบก็อาจลุกลามไปหลายจังหวัด

5.แต่ถ้าประชาชนทราบก็จะพากันไปปลูกฝีเสีย  ทำให้ไข้ทรพิษไม่อาจลุกลามต่อไปได้

 

泰日文化倶楽部 満35周年

10月に入りました。泰日文化倶楽部はおかげさまで満35周年を迎えることができました。1988年(昭和63年)10月からスタートした小さなタイ語教室ですが、いろいろな荒波にのまれながらも、どうにか今日まで至ることができました。

何事もそうですが、タイ語の勉強も「忍耐」が要求されます。「怠惰」ではだめ。とにもかくにも自然体で持続あるのみ。

36年目に入った泰日文化倶楽部はこれからも真面目に高田馬場で営々と頑張ります。

今日のタイ語作文

1.元タイ人講師がJALで今朝6:00,来日した。

2.彼女は私の家に泊まるが、日本人の友人が多くて、スケジュールがいっぱいのようである。

3.その日本人の友人達はバンコクへ行くと、元タイ人講師から多大なる歓待を受けている。私も然り。

4.よって、もと生徒の一人は彼女を迎えに羽田空港へ行き、私の家まで送って来られる。

5.あと2時間以内に彼らは私の家に到着する。宿泊の準備は完了している。

門前仲町から日本科学未来館へ

茨城県在住の元生徒さんは組紐作家である。先週、東京の地下鉄と都営バスを効率良く乗り回して、個展会場や展示会場を一日で何と5ヵ所も観て回ったそうだ。

私もシルバーパスを利用して都営バスによく乗っている。昨日は門前仲町から東京テレポート行きのバスに乗り、豊洲、深川、東雲、有明、台場を経由して日本科学未来館で下車。

ひるがえって考えるに、バス停の名前だけでも勉強になる。江戸の名残りを有する門前仲町や深川……。それがバスに乗ることわずか40分で日本が力を入れている科学未来のメッカに到着するのだから、傑作といえば傑作だ。

今日の語彙

1.กระต่าย      2.กระรอก

3.นกกระจอก    4.กระจกใส

5.กระโปรง    6.กระป๋อง

7.กระเทียม      8.กระทรวงมหาดไทย

9.กระดานดำ  10.กระจายเสียง

11.กระติกน้ำ  12.กระเพาะอาหารอักเสบ

13.จนกระทั่ง  14.กระทบกระเทือน

15.กระบวนแห่   16.กระแสไฟ

水と青

「日本伝統工芸展2023年」(東京会場)が9月25日に終了するので、昨日出かけて行った。やはり実物を観ることはよいことだ。写真や映像で見るのとは違う。工芸作家の制作にかけた魂の叫びが聞こえた。

総裁賞を獲得した漆芸作家は香川県出身。瀬戸内海のさざ波をイメージしたとのことだが、郷土を同じくする者として私も共感できた。その他に着物部門も青を基調とした作品がたくさん目を引いた。

思うに日本人の心には「水」と「青」が沈潜している。それが合体して「清」となる。武士の裃からサッカーのブルーまで、「青」は伝統的に引き継がれて来ている……。昨日のニュースで山口県の獺祭がニューヨークの酒蔵で醸造した酒がお披露目されたと報じた。その名前は「DASSAI BLUE」。

ヘクソカズラ

先日、茶道教室の仲間が路傍でみつけた花を持って来た。花の名前は「ヘクソカズラ」。初めて聞いた。もちろん見るのも初めて。「ヘクソ….」という響きはなんだか化学的。ドイツから来た花かと思った。

ところがである。花に詳しい茶友が解説をしてくれた。「この花の名前は屁糞葛と書き、花の中でも一番汚い命名だと思われています。そのように名付けられたのは葉をちぎった時の臭いが悪臭だから。そこで名誉挽回のため、別名が有ります。それは早乙女花(サオトメバナ)。ね、可愛いでしょ。あるいは灸花(ヤイトバナ)。花の形状が灸をする時のもぐさの形に似ているからなのよ」

NHKの連続テレビ小説『らんまん』がもうすぐ終わる。週ごとのタイトルが花の名前になっていた。最終週のタイトルは「スエコザサ」。牧野富太郎博士の奥様の名前だ。