タイ語の末子音のカタカナ表記

 昨日、テレビ朝日の「じゅん散歩(9:55)」を見ていると、玉川上水に在る国立音楽大学が紹介された。水曜日限定で一般開放されるという楽器学資料館が見事であった。
 そして、びっくりしたことは、最初に映像に登場したのが、タイの太鼓であったことだ。「クローン・エ」と表記されていたので、いささか不思議に思ったが、「กลองเอก 第一太鼓」というタイ語を頭に浮かべた。
 タイ語がわからない日本人には、末子音が聞き取れない。「第一 เอก エーク」が、「エ」だけになってしまうのは何とも致し方がない。しかし、「エ」を元のタイ語に書き直す場合、タイ語の正しい表記が出来ない。
 このような事例は枚挙にいとまがない。「新鮮な、生の」という意味の「สด ソッ」を、「ソ」と書いている場面にでくわした際、やはり首をかしげたことがある。

類似した発音がいっぱい

 昨日の「タイ語初級 火曜日13:00」のクラスで、「泳ぐ ว่ายน้ำ ワーイ・ナーム」という単語が出て来た。タイ人は冗談で、「泳ぐこと(ワーイ・ナーム)はできないが、合掌(ไหว้ ワイ)ならいつもしているよ」と言う。
 昨晩遅く、新潟と山形で地震が発生した。地震という単語は、大地(แผ่นดิน ペンディン)+ 震える(ไหว ワイ)=ペンディンワイ。
 タイ語には、「ワイ」及び「ワーイ」を使って表現する類似した単語がたくさん有るので、以下にまとめてみよう。最低、これだけは知っておいてもらいたい。
(1)合掌する   ไหว้
(2)泳ぐ      ว่ายน้ำ
(3)地震      แผ่นดินไหว
(4)若者      วัยรุ่น
(5)我慢できない   ทนไม่ไหว
(6)~しておく     ….ไว้
(7)心臓麻痺      ห้วใจวาย
(8)*外来語 赤ワイン  ไวน์แดง

今日の宿題

 次なる前置詞は中級クラスの文章に出て来る。しかし、実際の会話でタイ人と積極的に深い話をしない限り、なかなか例題が思いつかず、次第にその使い方がわからなくなってしまう場合が多い。
 そこで、今日は積極的に自分で作文を試みてみよう。それぞれ、3つの文章を列挙せよ。

(1)ทั้งๆที่ ~ (~でもあるにもかかわらず) 
    例)ダイエットしているのに、ちっとも痩せない。
(2)ถึงแม้ว่า~ (たとえ~であろうとも)
    例)天候が悪くても、山へ登りに行った。
(3)แม้แต่~ (~でさえも)
    例)そんなこと、子供でもできる。

大阪人のユーモア

 「タイ語初級 土曜日16:10」のクラスには、関西出身の方がおられる。彼から次なる話を聞いて、大阪人のユーモアを面白く思った。
 タイへ遊びに行く大阪人は、「トイレはどこですか?」と尋ねる時、「ほんなん、ゆうてない」というそうである。
 最初、何のことかさっぱりわからなかったが、「ห้องน้ำอยู่ที่ไหน ホンナーム ユーティーナイ」というタイ語が、大阪人には、「ほんなん、ゆうてない」と聞こえることがわかった。共通語に訳せば、「そんなん、言うてない」となる。
 発音が完璧でなくても、自分の得意な分野に取り入れて、それらしく覚えるのも、特技の一つである。
 語学は堅苦しく勉強しても面白くない。伸びやかに前に進んで行くには、ユーモアが必要だ。

Are you tired? Are you Thai?

 昨日、「タイ語初級 土曜日16:10」のクラスで傑作なことが起きた。
 このクラスは、英語でタイ語を勉強するクラスである。一人の生徒さんに、「あなたは疲れていますか?」という文章を英語で言わせたところ、彼はすぐに「Are you tired?」と言った。
 しかし、タイ人講師は不思議そうな顔をした。何故、不可解な顔をするのかと尋ねてみると、タイ人講師には、「Are you Thai?」に聞こえたそうだ。
 これまでずっと教えて来ているのに、今更、何故、「あなたはタイ人ですか?」と聞くのか理解できなかったそうだ。
 そこで、私は、英語の発音を直してあげた。「tired の頭に強いアクセントを置いてください。そして、最後の ~redは、英語らしく、曖昧母音を響かせて発音してください」
 すると、別の生徒が、「アユタヤー」と言い出した。「Are you tired?」、「Are you Thai?」、そして、「Ayuttayaa」がみんな同じに聞こえ出した。日本人はジャパニーズ・イングリッシュの発音からなかなか抜け出せない。

先生の体力 対 生徒の体力

 昨日、「タイ語入門 金曜日18:00」のクラスを教えた後、授業効果を上げるためについて自分なりに考えた。
 このクラスの生徒は2名。高田馬場にある日本語学校で日本語を教えている先生達だ。先週、教えた時、二人とも疲れているのがわかった。果たして、今週の調子はどうであろうかと思いながら教室で待っていたが、残念ながら、さらに悪かった。彼女達が外国人に日本語を教えて疲労困憊になるのは致し方ない。熱心な証拠である。
 一方、私は体力と気力を充実させて授業に臨むようにいつも心掛けている。教えたいことはいくらでもあるからだ。
 結論=1)先生の体力と生徒の体力が同じであることが望ましい。
    2)先生の気力と生徒の気力が同じであることが望ましい。
    3)先生の能力と生徒の能力が同じであることが望ましい。
       

ドリアン・ピザ

 昨日、指輪(แหวน)先生から、「เมนูใหม่ที่เมืองไทย (タイの新しいメニュー)」という短い言葉とともに、2枚の写真がラインで送られて来た。
 1枚目は、ドリアン・サンデー。「อะเมซิง ทุเรียน หมอนทอง ซันเด รสชาติไทยๆ ที่ใครก็ปลื้ม」と書かれてあった。直訳すると、「アメージング 黄金の枕のドリアン・サンデー。誰しもが歓喜するこれぞタイが誇れる味」。
 ドリアンのトゲトゲした殻を半分に割って、それを器にし、ドリアン入りのアイスクリームを乗せている。パイナップルの殻の中にパイナップル入りチャーハンを入れているのは楽しいが、果たして、ドリアン殻の器で食べる大型アイスクリームは食べきれるであろうか?
 2枚目の写真にはもっと驚いた。ドリアン・ピザである。「ใหม่(ニュー) พิซซ่า(ピザ) ทุเรียน(ドリアン) หมอนทอง(黄金の枕)」。大きいサイズが359バーツ、そして、小さいサイズが259バーツ。
 ドリアンの中でも、「黄金の枕」は昔から有名だ。殻から出て来た果肉の形はまるで黄金の勾玉(まがたま)。 そして、口の中に入れた時のねっとり感たるや、タイに歓迎されて至福の至りである。

生徒さんの土産話

 ボン先生がタイへ一時帰国のため、昨日、タイ語中級の2クラスを代講した。その際、20年ぶりにセンチメンタル・ジャーニーを果たしたO氏の土産話を聞いて、他の生徒さんと一緒に笑いころげた。
 O氏は頑張ってタイ語を話したが、ホテルの人達は英語を話したがる。ついには、こう言われたそうだ。「英語、話せないの?」
 彼がピサヌロークで撮ったタイの女子高生や町の人々の写真は実にすばらしかった。タイ人の自然な微笑! 
 彼はスコータイへ行った時、「切符売り場(จำหน่ายบัตร)」で、タイ人は20バーツ、外国人は100バーツと書いてあるのを見て、切符売りの若い女性に向かって、「คนไทย(タイ人)」と言ってみたところ、若い女性の横でずっと居眠りをしていたおばちゃんが、すかさず「ไม่ใช่(ちがう)」と言ったそうだ。
 顔もみないのに、何故、そのように言ったのであろうか? 彼の発音が外国人特有の発音であったからに違いない。タイのおばちゃんは居眠りをしていても、耳だけはするどい。

六福かえる守り

 私は時々、門前仲町の深川不動尊にお参りをする。最近、「六福かえる(帰る)守り」をいただいた。
   一、幸福かえる(しあわせ祈願)
   一、円福かえる(家内円満祈願)
   一、金福かえる(金運招福祈願)
   一、寿福かえる(健康長寿祈願)
   一、開福かえる(開運厄除祈願)
   一、安福かえる(交通安全祈願)
 現時点に於いて、これらすべてを希望通り手中にしている人は果たしてどのくらいいるであろうか? 
 しかし、祈願基準のレベルを下げれば、つまり、自分の満足度を下げれば、そこそこ大丈夫。それでいいと思う。
 上記の六福に、もう一つ追加させてもらいたい。
   一、脳福かえる(頭脳明晰祈願)

花がすき タイがすき

 いけばな小原流の生徒募集のチラシに次なる文章が書かれている。
   花に触れて、優しくなる自分を発見。
   素敵な先生に感化されてる自分を発見。
   「いけばな」を始めてから、なんだかイイ感じ。

 では、これを真似させてもらい、タイ語の生徒募集を書いてみよう。
   タイに触れて、優しくなる自分を発見。
   素敵な先生に感化されてる自分を発見。
   「タイ語」を始めてから、なんだかイイ感じ。