生徒さんの土産話

ボン先生がタイへ一時帰国のため、昨日、タイ語中級の2クラスを代講した。その際、20年ぶりにセンチメンタル・ジャーニーを果たしたO氏の土産話を聞いて、他の生徒さんと一緒に笑いころげた。
 O氏は頑張ってタイ語を話したが、ホテルの人達は英語を話したがる。ついには、こう言われたそうだ。「英語、話せないの?」
 彼がピサヌロークで撮ったタイの女子高生や町の人々の写真は実にすばらしかった。タイ人の自然な微笑! 
 彼はスコータイへ行った時、「切符売り場(จำหน่ายบัตร)」で、タイ人は20バーツ、外国人は100バーツと書いてあるのを見て、切符売りの若い女性に向かって、「คนไทย(タイ人)」と言ってみたところ、若い女性の横でずっと居眠りをしていたおばちゃんが、すかさず「ไม่ใช่(ちがう)」と言ったそうだ。
 顔もみないのに、何故、そのように言ったのであろうか? 彼の発音が外国人特有の発音であったからに違いない。タイのおばちゃんは居眠りをしていても、耳だけはするどい。