石庭

 昨日、仕事で西新宿へ行った。そこで野村ビル地下に在るタイ料理店でランチをと思って行ってみたら休業中であった。仕方なく地下通路を歩いていると、2坪ほどの石庭が目にとまった。一般的に言えば、コンクリートの建物の中にはグリーンが欲しいところだが、手入れが大変。石庭ならそこの建物が存在する限り、いつまでも静かに在り続けることができる。
 石庭と言えば、龍安寺の石庭が有名だ。行ったことがあるが、人が多すぎてじっくりと味わうことができなかった。最晩年になってもう一度行けば、何かが感得できるのかもしれないが……。
 先日、広島在住の友人が石庭を造ったと言って写真を送信して来た。やはり2坪ほどの面積とおぼしい。一人静かに向き合うにはちょうどよい。波紋に目を落としながら枯山水を味わう…..。なんとまあ贅沢な時間であろうか。

パックチーに関する格言

 先日の火曜日、生徒さんが自家栽培のパックチー(ผักชี)を教室に持って来られ、級友達におすそ分けされた。皆さん、大喜び。
 そして、その日の夕食にカオマンガイ(ข้าวมันไก่)を作られた生徒さんが写真でご報告。他の生徒さん2名も、日を変えて、ソムタム(ส้มตำ)やシンガポールチキンライスを写真で披露。皆さん、タイ語よりもタイ料理に対する反応のほうが実に早い!
 私は卵焼きの中に入れたが、いつもと違う卵焼きになって、それはそれで大いに楽しめた。
 ところで、パックチーと言えば、すぐに「ผักชีโรยหน้า」という格言が頭に浮かぶ。「料理の上にパックチーをふりかける」とは、「表面だけをとりつくろう」とか「見せかけ」を意味する。決して褒められているわけではないので、きちんと覚えておこう。
 数年前から東京にはパックチー料理専門店までできているが、果たして今も繁盛しているのであろうか? 店主に言いたい。「是非とも国会内の食堂に出店しなさい」、と。  

今日の宿題

 タイ語作文

1.7月1日からレジ袋が有料化になった。

2.環境問題はまだまだ他にもたくさん有る。

3.昨日の感染者は東京で67人、全国で126人であったと発表された。

4.感染防止のエチケットとして、京都の扇子店が扇子の使用を提案した。

5.マスクをはずした時、代わりに扇子を使うのはいい考えである。

6.扇子であおいで涼をとることもできるから、一石二鳥だ。

向田邦子と3匹の猫

  1980年に直木賞を受賞した向田邦子は、1981年8月22日、台湾で不慮の飛行機事故に遭い、51歳で亡くなってしまった。当時の衝撃は今でも覚えている。彼女の文才は雲の上の人。
 彼女を特集した雑誌の中には愛猫がたくさん写っているが、あらためて彼女の猫歴を調べてみると、最初の猫はシャム猫のメス。そして、次にバンコクで見つけた猫2匹。名前はチッキイ夫人とマミオ伯爵。
 マミオ伯爵(コラット種)はタイ語名は「マハシャイ・マミオ」。มหาชัย(マハーシャイ=大勝利)である。
 シャム猫といい、あるいは、タイで見つけた猫といい、彼女の猫歴にはタイが深く関わっていることがわかった。
 シャム猫を愛せば筆力が冴えるかしら? 私もバンコクへ行って、シャム猫を探したい。