老化防止の発声訓練

 昨晩、NHKの「所さん大変ですよ」を興味深く見た。まず最初、「日本語から、いの発音が消えていく」というテーマで、「令和」の発音を、「れいわ」ではなくて、「れーわ」、「れえわ」、「れぇわ」、等の発音をする人が多いと言ったが、何も「令和」に始まったことではない。「平成」も、「へいせい」ではなくて、「へーせー」と発音していたと思う。
 専門家の説明によると、日本人は猫背が多く、ましてやスマホばかり見ているから、その傾向が強くなる一方。すると、あごの下の筋肉が下がり、「いー」という発音がしにくくなり、「えー」となっていくとのこと。
 会社員でこれまで大きく口を開いて発音しなかった人が、「いー」という母音を意識的に発音するように訓練を受けると、表情がものすごく明るくなった。ほかにも、50代~60代の女性達がアンチエイジングのための発声教室で訓練している映像が流れた。皆さん、声も顔も若々しく見えた。
 しかし、こんなこと、タイ語を習えば一挙両得で解消できる。「微笑みの国」と言われているタイ。タイ語には、「サワッディー」、「サバーイディー」、「アロイディー」と、「ディー」だらけ。「イー」の発音はお手の物だ。

รุ่งเรือง というタイ語

 「รุ่งเรือง」というタイ語の意味を、『タイ日辞典』(冨田竹二郎編纂)で調べると、6つの意味が書かれていた。
  1)明かるい   2)明かるく美しい   3)輝かしい  
  4)繁栄せる   5)盛んな       6)壮麗な
 これだけ書かれると、どの意味を採択していいのか迷ってしまう。要は文脈で考えるしかない。
 だが、よくよく考えてみると、面白い発想であることよ。何故ならば、明るければ、もの皆、美しく感じられる。そして、じっと見ていると、輝きを発見する。
 商売に譬えるならば、店先が明るい空気に満ち溢れていれば、客がたくさん入って来る。そして、売上げが上がれば、店主も店員も笑顔になり、商売繁盛で笑いがとまらない。お金が貯まれば、壮麗なるビルを新築することができる。
 タイ人は、この「รุ่งเรือง ルンルアン」という単語が好きだ。そして、さらに「ร่ำรวย ラムルアイ 裕福な」をつけると、意味も倍増されて、とても幸せな気分になれる。「รุ่งเรือน ร่ำรวย」を何度も発音し、[ร เรือ]の発音練習もやってみよう。

今日の宿題

 「県シリーズ」として、今日は以下の県を取り上げる。タイ語に訳してください。
(1)島根県の出雲大社にお参りしたことがあるが、いまだに結婚の縁に恵まれない。
(2)岡山県で買った備前焼のコーヒーカップを愛用している。
(3)広島市の原爆記念館がリニューアルされたそうだ。
(4)山口県の岩国には米軍基地が有る。
(5)香川県の直島は、瀬戸内アート展で、世界でもよく知られている。
(6)徳島県の藍染は昔から有名である。
(7)高知県は男女ともに酒豪である。
(8)愛媛県の石鎚山は西日本で一番高い山である。
(9)福岡市は「福岡アジア文化賞」を設けており、アジアへの関心が非常に高い。

池坊展いけばな大作戦!

 茶道仲間から招待券を頂いたので、昨日、日本橋三越で開催中の「池坊展いけばな大作戦!」へ行った。美しく生けられた夏の花々からたくさんの涼をもらい、清々しい思いがした。
 会場を進んで行くと、「葛飾北斎コーナー」というところが有り、あの北斎の大波にヒントを得た青いオブジェが現代風に飾られていた。花ではなくてプラスチックからなるオブジェだが、アイディアが面白かった。
 私が所属している小原流の花展にはよく行くが、他流の花展も行ってみるものだ。なかでも驚いたのは、関東圏内にある小学校、中学校、高校、大学のサークルで生け花を習っている学生達の作品がたくさん展示してあったこと。若い世代が学ぶということは、将来の生け花が安泰であるということの証しである。
 聞くところによると、「池坊ボーイズ」という言葉があり、たくさんの男の子が生け花を習っているそうだ。それにひきかえ、「タイ語ボーイズ」はあまりにも年をとりすぎていることよ。

อู่ (ウー)というタイ語

 อู่(ウー)というタイ語は、辞書を引くと、ゆりかご、発生源、船のドック、船を収納する場所、自動車の修理工場、ガレージ、といった意味が出てくる。
 私の場合、「車の修理をするところ」という意味で、これまで使うことが多かった。しかし、最近、通訳をしていると、違った意味で使われていることに遭遇。すなわち、「カー・シェアリングの場所」という意味で、タイ人は使っていた。なかなかに最新的な言い方である。言葉は時代とともに派生していく…..。
 車を解体することを、その業界に属しているタイ人は「ตัดรถ 車を切る」という。「解体する รื้อ ルー」という単語を使わず、「切る」という具体的な単語を使うところが面白い。

話す環境を求めよう!

 バンコクから一時帰国しておられる生徒さんが、昨日、久々に勉強に来られ、開口一番、次のように言った。
 「バンコクでのビジネスでは、タイ語よりも英語の必要性を痛感しております。泰日では英語でタイ語を教えてくれるので助かります」
 土曜日16:10の初級クラスは英語で授業をしているので、その生徒さんから感謝されて嬉しく思った。
 英語で授業をしてくださるタイ人講師はパック先生だ。彼は17歳で来日し、日本人と同じ扱いで大学に入っているので、日本語は日本人と同じ話し方をする。英語が得意な彼に尋ねてみた。
 「日本でいると、英語を話す機会が少ないので、英語の力が落ちませんか?」
 「落ちます。ですから、日本を出て外国に行くようにしています」、と彼。
 教室で習う語学は型にはまって堅苦しい。英語もタイ語も話すスピードがなかなか上がらない。話す環境を求めるには海外だ。お金と時間が有る人は海外へ行こう!

自家製栽培野菜のフレンチ店

 近所にあるフレンチ店はオーナー・シェフ一人で切り盛りしている。ストレスがたまるから従業員は雇わないとのこと。
 この店はすべて自家製栽培の野菜を提供してくれる。埼玉県の志木に畑を借り、毎朝、収穫。野菜も売ってくれるが、いずれの野菜も土がついたまま。
 一昨日はいちじく(無花果)のデザートが出た。いちじくの木も植えているそうだ。「今年は3本、追加して植えましたよ」というシェフの話を聞いて、2~3年先が楽しみになった。
 シェフの話を聞きながら、ふと思った。なにごとであれ、将来を見越して準備をしておかなければならないと。備えあれば憂いなし。
 そこへ行くと、タイは何と豊穣な国であることか。バナナはたわわに実っている。マンゴーもたくさんぶら下がっている。野菜や果物が山盛りになっているタイの市場を見ると、心底から幸せを覚える。

今日の宿題

 次の文章をタイ語で書いてみよう。
(1)福井県はいろいろな産業に力を入れている。だが、私としては、永平寺で座禅を組みたい。
(2)滋賀県は近江商人が出たところだ。今でも子孫が経済界で活躍している。
(3)三重県は伊勢神宮、真珠、そして、鈴鹿サーキットが有名だ。英虞湾の景色が見てみたい。
(4)京都は伝統を継承する古都だ。
(5)奈良の東大寺を見て、タイ人はさほど感激しない。何故ならば金色ではなくて黒色だから。
(6)大阪はくいだおれの町。粉ものの食べ物が多い。
(7)和歌山県民は大阪に出て働く人が多い、
(8)兵庫県を代表する市は神戸。淡路島の玉ねぎは美味しい。
(9)鳥取県は日本で人口が一番少ない県だそうだ。

คน & ชน

 คน(人)は、入門段階ですぐに出て来る単語である。例:คนไทย(タイ人)。では、次なる単語を訳しなさい。
 ๑) คนกลาง   ๒) คนกันเอง   ๓) คนเข้าเมือง   ๔) คนไข้นอก   ๕) คนจน
 ๖) คนจร     ๗) คนแปลกหน้า  ๘) คนป่า    ๙) คนร้าย   ๑๐) คนใหญ่คนโต
しかしながら、คนというタイ語は、動詞でもある。意味は、かき混ぜる。カレーをつくる時に鍋をかき混ぜたりする動作を言う。あるいは、コーヒーに砂糖を入れてかき混ぜる動作に使う。
 要は、「人」と「かき混ぜる」が同音異義語であるということ。「人というものはかき混ぜるのが好き」と覚えておこう。
 もう一つ、「人」には、ชนというタイ語があるが、この単語も動詞としての意味を持つ。即ち、「ぶつける、ぶつかる、衝突する」という意味である。「とかく人というものは衝突するものである」と覚えておこう。

創業100年の蕎麦屋

 昨日、帰宅のルートを変えてみようと思い、高田馬場駅から上野公園行きのバスに乗り、都電荒川線早稲田駅近くで下車。早稲田から鬼子母神までは3駅だ。
 だが、すぐには電車に乗らず、早稲田大学の裏辺りを歩いてみることにした。そして、蕎麦屋に寄ってみた。「創業100年 感謝セール 上かつ丼 ¥1,200 → ¥800」という店頭の文字に惹きつけられたからである。創業100年とは!
 店内はこれまで入った蕎麦屋の中で一番広かった。しかも、2階は80名の宴会ができるらしく、次から次に宴会客が階上へ上がって行った。
 上かつ丼が入った器がこれまたとびきり大きかった。早稲田の学生のためであることは十分に想像できた。100年間、早稲田大学生の胃袋を満たせて来てあげたこの店。すごい! 
 従業員達は皆、きびきびと働いていた。うまく代替わりをしながら100年を経て来たのであろう。これからの100年も安泰であること間違いなし。