老化防止の発声訓練

昨晩、NHKの「所さん大変ですよ」を興味深く見た。まず最初、「日本語から、いの発音が消えていく」というテーマで、「令和」の発音を、「れいわ」ではなくて、「れーわ」、「れえわ」、「れぇわ」、等の発音をする人が多いと言ったが、何も「令和」に始まったことではない。「平成」も、「へいせい」ではなくて、「へーせー」と発音していたと思う。
 専門家の説明によると、日本人は猫背が多く、ましてやスマホばかり見ているから、その傾向が強くなる一方。すると、あごの下の筋肉が下がり、「いー」という発音がしにくくなり、「えー」となっていくとのこと。
 会社員でこれまで大きく口を開いて発音しなかった人が、「いー」という母音を意識的に発音するように訓練を受けると、表情がものすごく明るくなった。ほかにも、50代~60代の女性達がアンチエイジングのための発声教室で訓練している映像が流れた。皆さん、声も顔も若々しく見えた。
 しかし、こんなこと、タイ語を習えば、一挙両得で解消できる。「微笑みの国」と言われているタイ。タイ語には、「サワッディー」、「サバーイディー」、「アロイディー」と、「ディー」だらけ。「イー」の発音はお手の物だ。