ヒビ(罅)

毎朝、ラズベリー色のコーヒー・カップで一日をスタートさせる。大切にあつかっているつもりだが、よく見るといつのまにか底にヒビが入っていた。そのヒビの先を追うと、どんどん広がっていく。そこにはミクロのアートが展開していた。

「ヒビが入る」という表現は嫌な感じをもたらす。身体的しかり。物理的しかり。ましてや人間関係においておや…..。それがイヤだから、付き合いはほどほどに。ツールを使って最低限の意志表示で済ませる。ああ、無味乾燥だ。

子供の日に六本木の新国立美術館へ行き、大学時代の友人の大作を鑑賞。帰りは千代田線乃木坂から根津へ。不忍池の弁財天にお詣りしてから池の周辺で行われている骨董市を覗く。外国人が多かった。買いっぷりの良さを見ていると、彼らは小さなヒビなど気にしていない様子であった。

追記:今日から泰日文化倶楽部は授業を再開します。夏休みまでの3ヶ月間、日々、研鑽を積み、言葉に敏感になりましょう。

しばし休筆

今日から黄金週間。教室はお休みですが、私の場合は公私ともに予定がいろいろと入っており、退屈することはなさそうです。ブログは1週間ほど休筆し、五感と語感の双方を磨きます。

今年の授業1/3消化

泰日文化倶楽部は明日4月29日から5月6日まで、大型連休に準じてお休みをいただきます。今日の授業が終われば2026年の授業は無事に1/3が消化したことになります。 青葉若葉をめでて気分一新をはかりましょう!

とはいえ、『99歳一日一言』(むのたけじ著 岩波新書 2013年)の中の4月30日の項に次なる戒めが書かれています。

「物事は何でも途中が勝負を決める。登山の場合でも、事故は山頂やその近くではほとんど起こらない。大半は下山の途中か、登る途中だ。何ごとでも途中に全力を注げ。」

昔の人はこうも言ってます。「初めが肝心」。そうかと思えば、「終わりよければすべてよし」、とも…..。むのたけじ氏は「途中が勝負を決める」と主張。要するに、初め、途中、終わり、これらすべての節目に自省の時間を持ちなさいということですね。

今日の翻訳

チュラロンコーン大学ブックセンター発行(พ.ศ.๒๕๒๙)『ภาษาไทย วันละคำ』(共著10名)中の「ม้าดีดกะโหลก」(P.104)から出題する。

๑. สำนวน ม้าดีดกะโหลก หมายความว่า มีกิริยาท่าทางผลุบผลับ กระโดกกระเดก ไม่เรียบร้อย

๒. กาญจนาคพันธุ์สันนิษฐานว่าสำนวนนี้คงจะกลายมาจากม้าดีดโขก ซึ่งเป็นอาการของม้าพยศที่จะดีดโขก โขยกหน้าโขยกหลัง

๓. คำว่า โขก และโขยก นี่เองที่แผลงเป็น โขลก และ กะโหลก ตามลำดับ ม้าดีดโขก จึงกลายเป็น ม้าดีดกะโหลก

๔. หญิงที่เดินเหมือนม้าเวลาพยศคงไม่น่าดู สำนวนม้าดีดกะโหลกจึงนำมาใช้ตำหนิหญิงที่มีกิริยาไม่เรียบร้อย โดยเปรียบว่าเหมือนม้าพยศที่ดีดและโขก เช่น

๕. เป็นผู้หญิงไม่ควรเดินเป็นม้าดีดกะโหลก

๖. ทำอะไรให้เรียบร้อย อย่าเป็นม้าดีดกะโหลกอย่างนั้นซิจ๊ะ

柏&かしわ

街中に鯉のぼりが泳ぐ季節となった。もうすぐ端午の節句だ。端午の節句といえば柏餅。一昨日、たまたま大塚へ行ったので、大塚駅前に在る和菓子の「柏屋」へ寄ってみた。この店は、福島県郡山市内に昭和30年に開業した店が、ほぼ同時期に東京に出した最初の支店だそうだ。もらったチラシに、「端午の節句に寄せて….柏の葉のお話」なるものが書かれてあった。

~ 柏の葉は、枯葉になっても枝から離れずに、新しい芽が出るまで、見守っています。このことから柏の葉は「ゆずり葉」にたとえられ、家系が代々栄えることの象徴となっています。端午の節句に柏餅を食べるのはこのためで、柏屋の屋号も同じ思いからつけられています。~

「柏」の木に興味を持ったのでネットで検索しているうちに、西日本で使う「かしわ(鶏肉)の語源がこの「柏」から来ていることがわかった。柏の枯葉の色が鶏肉の色に似ていたからだそうだ。東京に住んで61年。「鶏(トリ)」という言葉を使うのに慣れはしたものの、郷里に帰ると「かしわ」がすっと出る。

岐阜マラソンとマイ先生

月曜日のクラスと土曜日のクラスを教えてくださっているマイ先生が、今日、岐阜マラソンに参加する。正式な名称は「高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン2026」。タイ留学生仲間から誘われたようだが、しばし東京を離れ、地方の空気を吸うことはいいことだ。

文科省が認める国費留学生には4年間の奨学金が出る。マイ先生の来日は1年半前。あと半年で留学生活のちょうど折り返し地点である。いろいろな思い出をつくってほしい。そのためには「百聞は一見に如かず」にならって、多くの経験を積むことだ。

マイ先生の大学に於ける研究生活は英語。したがって、去年の9月から、ジューン先生に代わって泰日文化倶楽部に教えに来られた時は日本語がわからなかった。しかし今年2月からオンラインで日本語の勉強を始めてからというもの、日本語に対する姿勢が変わった。なにごとも、意欲と意識改革が肝心なり!

今日のタイ語作文

1.昨夜、最高齢者である茶道仲間の訃報が飛び込んで来た。

2.「5月も楽しく茶道を学びましょうね」と言って、駅のエレベーターの前で別れた彼女の着物姿が忘れられない。

3.娘さん、及び、お孫さんと同じコーラスグループに所属していたので、3世代そろって歌を歌うのがとても楽しいとおっしゃっておられた。

4.彼女とは10年余の付き合いだが、自分をしっかりと持った女性であった。

5.かくして、茶道教室では私が最高齢者になった。

モンゴルからの女子留学生

昨日の昼すぎ、家の近くのバス停に立っていると、私の前に並んでいる若い女性二人が日本語で会話をしながらスマホで道を探していた。一人はインド系。もう一人は日本人っぽい。だが、日本語の抑揚が少しだけ変であった。

私は横から助け舟を出した。そしてついでに二人の出身国を尋ねると、ネパール人とモンゴル人であった。彼女達はこの4月に都電荒川線の学習院下駅近くに在るビジネススクールに入学したばかりだそうだ。ネパール人が自分のアパートへ帰る方向を見失ったことがわかった。

モンゴルからの女子留学生は私の質問に対して、おだやかに、だが自信を持ってこう答えた。「ビジネススクールを卒業したら、まあ5年くらいは日本で働きます。そしてモンゴルに帰って自分の会社をつくりビジネスします」 夢があっていいなあと、60歳ほど年上の私は彼女の将来を羨望した。

青森県一人旅のタイ人

私が一番仲良くしている元タイ人講師は目下、桜前線に沿って青森県を旅行中である。4月20日(月曜)の地震発生の時、彼女は弘前にいた。LINEで彼女に様子を尋ねたところ、次なる返事が有った。

“มีเสียงเตือนแผ่นดินไหวเข้ามาในโทรศัพท์ เสียงเตือนทุกประกาศทางสาธารณะทั่วไป มีแผ่นดินไหว

7.4 แรงมากและมีประกาศคำเตือนเรื่องสึนามิ แต่ว่าฉันอยู่ที่สูงค่ะ ไม่น่าจะมีปัญหา”

これを読んで安心した。ところが、昨日(火曜)のLINEでは、青森県内のどこへ移動したかは書いていないが、予約していた旅館へ行くと、2階建ての小さな旅館で海に近かったため、急に地震の怖さを思い出し、即キャンセル。旅館側は快諾しキャンセル料は無し。その優しさに彼女はものすごく感激したそうだ。彼女は่上品な日本語が話せる。語学に助けられた部分もあると思う。

今日の語彙

1.難民      2.長さ

3.憎しみ     4.偽刑事

5.濡れる     6.抜き差しならない

7.年金      8.涅槃

9.望み薄    10.脳梗塞

11.ノンアルコール 12.ノンフィクション