褒められること

私はタイ人の診療通訳をやることが時々有る。先日、夜遅く某病院へ行ったら、「お母さん、どこへ行くの?」と事務局の方からまるで徘徊している女性に勘違いされた(笑)。

通訳をしている時、中堅の担当医がタイ語に関心を示した。そして、私が何故タイ語を上手に喋ることができるかを尋ねた。どうやら彼には心地良い言語に聞こえたらしい。通訳より医師のほうが立派であり頭がいいのだが、医師からものすごく褒められたことでやりがいを覚えた。

食い逃げ?

「夏は冷やし中華」という店頭の誘いにつられて、世田谷区内の町中華に入った。注文を取りに来た店主は老人。一人でやっているらしい。食べ終わった客がカードを出した。すると店主は言った。「うちは現金のみです。カードはやってません」 客は言った。「現金、持ってないよ」

どうするんだろうとハラハラしながら聞いていると、「明日、持って来てください」と、店主。その客を信じ切る態度に驚いた。食い逃げだと思ったのは私。同じような態度で他の小さな食堂でもやっているのではなかろうか。東京はますます複雑化している。いろいろな人がいるなあと人間観察に余念がない。

今日の翻訳

 

 

『เมื่อคุณตาคุณยายยังเด็ก』(บริษัทการพิมพ์สตรีสาร จำกัด พ.ศ.๒๕๒๑)から出題する。

1.เมื่อสมัยคุณตาคุณยายยังเด็ก ตามบ้านช่องของคนไทยเรานั้น ไม่ว่าบ้านเล็กหรือใหญ่ มักไม่นิยมกันจัดตกแต่งสวนให้สวยงาม ด้วยดอกไม้สวยๆ อย่างฝรั่ง

2.จัดกนตามบุณตามกรรม ไม่ค่อยมีแบบแผน

3.อยากจะปลูกอะไรก็ปลูกลงไป  ผลไม้บ้าง  ไม้ดอกบ้าง ไม้ใบบ้าง ปะปนลงไป

4.ยังไม่มีดอกไม้พันธุ์สวยล้มลุกมาจากต่างประเทศ

5.สมัยไหนนิยมเล่นบอนสีต่างๆ ก็เสาะหามาไว้อวดกัน

6.เบื่อแล้วก็ปล่อยให้เหี่ยวแห้งไม่เอาใจใส่

翻訳の醍醐味

先日、出題した「今日の翻訳」の中に、หลักชัย という単語が出て来た。これには2つの意味があるようである。『タイ語辞典』(冨田竹二郎編纂)で確認すると、第一の意味はゴールとか決勝点。そして、第二の意味は、拠り所、お守り、と書いてあった。
語彙の成り立ちから見て、หลัก(立てた柱、杭)+ ชัย(勝利)=決勝点。これは理屈上、わかりやすい。
興味深いのは、第二の意味である。拠り所という概念は深い。そしてそれが更に進展して、お守りになるとは!
こうなると、単語は玉虫色に見えて来る。そして、翻訳は難しい。どこまで深く入り込んで意味を求めればよいのか? その悩みの過程を味わうのが翻訳の醍醐味かもしれない。

単語を覚える子供

 先日、バスに乗っていたら、5歳くらいの男の子がバスの窓に貼られているシールを見て母親に言った。「ごみ、だめ」、と。すると母親が「ごみではなくて、タバコよ」、と教えた。
 子供は「タバコってなあに?」とすかさず聞いた。彼にはそれが未知なるものであったから。
 母親は説明した。「大人が火をつけて、モクモクと煙を出しながらすうものよ。こどもはダメ」
 それを聞きながら、私はその説明では現状に合っていないなあとへそまがりなことを考えた。何故ならば、最近は電子たばこが主流になりつつあるからだ。
 いずれにせよ、その坊やにとって、タバコというものの存在を知り、新しい単語を一つ覚えたことになる。

今日のタイ語作文

1.食中毒にはくれぐれも注意してください。

2.水分補給はこまめにしましょう。

3.就寝前には携帯の電源を切って、常に快眠を心掛けましょう。

4.体のリズムを保つには規則正しい生活が一番です。

5.刺激的なニュースはほどほどに聞き流し、穏やかな日々を送りましょう。

値上げしない割烹店

 昨日の東京は30度超え。高田馬場駅周辺はもうアジアの雰囲気でムンムン。真夏に備えて体調を整えなくてはと思ったが、消耗が激しいのを体感した。
 さて、ランチは何にしようかと迷ったが、やはり行きつけの割烹店が落ち着く。そこは全く値上げをしていない。早稲田大学関係の人達が御贔屓にしている。だから安い。
 世の中、値上げのモードだが、値上げしても内容が悪化しているところが多々ある。誠実な商売を続けている店が淘汰されていくのは残念。
 値上げをしない割烹店よ、これからも頑張ってください!

  • つ(tsu) & す(su)

     テレビを聞き流していた時、コメンテーターが「すださん」と言ったのか、それとも「つださん」と言ったのかはっきりしなかった。そこで画面を見て確認すると、「津田さん」であった。日本ではこちらの名前のほうが多数を占めているから、当然と言えば当然。
     そこで、自分の聴力を疑った。「つ(tsu) & す(su)」が聞き分けられなくつつあるのではないか? しかし、コメンテーターにも非が有る。明瞭に発音しようという意識が少ないから。
     あるいは私の耳がタイ語化してしまったのかもしれない。タイ人は「つ(tsu)」の発音ができない。それを大目に見てきたから、私の日本語の耳が劣化しつつあるのかも? もちろん老化も否めない。
     いずれにせよ、発音する時は明瞭さを意識し、かつ、聞く時も聴力全開で聞くようにしよう。

    今日の翻訳

     『สวยด้วยสุขภาพ』(วาสุเทพ โอศิริ編纂 สำนักพิมพ์สื่อปัญญา刊 発行年不記載)から出題する。タイ文を書く時、どのような表現と語彙を使って、引き締まった構文にすればよいのか、以下の文章を翻訳しながら逆利用を考えてもらいたい。

    1.การเต้นแอโรบิค หรือแอโรบิคดานซ์ เป็นการออกกำลังกายที่ได้รับความนิยมอย่างกว้างขวาง โดยเฉพาะในหมู่สตรีที่นิยมเต้นเข้าจังหวะดนตรี

    2.เป็นวิธีลดความอ้วนหรือควบคุมน้ำหนักตัวได้ดีวิธีหนึ่ง

    3.ข้อดีของการเต้นแอโรบิคอีกประการหนึ่งก็คือ จะมีการเคลื่อนไหวของร่างกายทุกส่วน และสามารถเคลื่อนที่ไปข้างหน้า ข้างหลัง และทางข้างๆ ซึ่งการวิ่งและเดินไม่สามารถทำได้โดยเฉพาะการเคลื่อนไหวทางข้าง

    4.ข้อสำคัญของการเต้นแอโรบิคก็คืออย่าให้หนักหรือเหนื่อยจนเกินไป

    5.การเต้นแต่ละครั้งอย่าให้นานติดกันเกิน ๓๐นาที และควรเต้นเพียงสัปดาห์ละ ๓ วัน หรือเพียงวันเว้นวันก็พอแล้ว