かにた婦人の村

昨日、「ボランティアのター先生」というタイトルで書いたが、「ター ฐา」という愛称は珍しい。そこで彼女に愛称の由来について尋ねたことがある。すると、旧名が「กนิษฐา カニッター」であったので、最後の音節の「ター」を採っただけという回答であった。「カニッター」の語源はサンスクリット。その意味は、「弟、妹」。
 話は変わるが、8月15日に放送された「ハートネットTV」(NHK)で、<女性たちと生きて~奉仕女 天羽道子さん>という番組を見た。天羽道子さんは「かにた婦人の村」で長きに亘り奉仕活動をなさって来られた方(現在は名誉村長)なので、彼女のお話を聞いて、たくさんの感銘を覚えた。
 すると、前述のター先生の旧名である<カニッター>と、かにた婦人の村の<かにた>の両者に何らかのつながりが有るような気がしてきた。そこで、<かにた>の名称の由来を知りたくてネットで調べてみたがわからなかった。
 話はさらに変わるが、一昨日、茶道講師から「かにた便」という冊子を手渡された。「リサイクル品が有れば、ここに送るといいですよ」とのこと。講師は毎年、かにた婦人の村へ送っているそうだ。
 カニッター先生、かにた婦人の村、そして、茶道講師が、見えぬ糸でつながった! 非常に不思議な感じ…..。

動物名をタイ語で書いてみよう

 目下、お盆休み真っ最中。読書に励んでいますが、それだけでは退屈。したがって、タイ語の宿題を考案。
 今日は以下の動物名をタイ語で書いてみてください。どうでもいい生き物も入っていますが、彼らの存在を認めるために列挙してみました。動物名が漏れている場合は、ご自分で追加をお願いします。
ア行)家鴨、蟻、鯵、アザラシ、アシカ、アメーバ、犬、猪、烏賊、鼬、イルカ、牛、馬、兎、蛆(ウジ)、海老、オットセイ
カ行)蚊、亀、烏、蛙、貝、カバ、カンガルー、黴、狐、麒麟、キリギリス、熊、蜘蛛、鯨、毛虫、蝙蝠、蟋蟀(コオロギ)、鯉、コブラ、ゴリラ、コンドル
サ行)魚、猿、蠍、鮭、鮫、犀、鹿、虱、縞馬、獅子、水牛、雀、蝉、象
タ行)蛸、狸、鷹、鯛、チータ、燕、鶴、貂(テン)、鳥、虎、蜥蜴(トカゲ)、蜻蛉(トンボ)
ナ行)鯰、鶏、猫、鼠
ハ行)蜂、パンダ、バッタ、豹、ヒル、羊、豚、梟、河豚、フラミンゴ、蛇、ペンギン、蛍
マ行)マングース、虫
ヤ行)山羊、ヤマアラシ、ヤク
ラ行)ライオン、駱駝、龍、栗鼠、驢馬
ワ行)鰐、鷲

ボランティアのター先生

日本の高齢者福祉について研究に来ておられたター先生(อ.ฐา)が8月24日に本帰国された。彼女はボランティアとして東京郊外に在る高齢者施設に赴き、お年寄り達の現実を取材した。お年寄り達と言葉による細かな交流は無理であったと想像するが、持ち前の機転を発揮し、態度や表情で彼らに受けたに相違ない。
 ター先生は数回、泰日文化倶楽部にも顔を出され、ボランティアとして生徒達に接してくださった。彼女は成田空港へ向かうリムジンバスから次なるラインを送って来た。わかりやすい文章なので、参考にしてほしい。
1)อ.ค่ะ วันนี้กลับประเทศไทยแล้วนะคะ ขอลาอาจารย์นะคะ
2)ถ้าอาจารย์มาประเทศไทยแล้วมีอะไรที่ฐาพอช่วยได้ ยินดีนะคะ
3)รักและเคารพอาจารย์ค่ะ
4)อ.ทำให้ฐามีความสุขมากที่ได้สอนพวกเขาค่ะ
5)เป็นช่วงเวลาที่มีค่า ขอบคุณค่ะ
6)ถึงสนามบินนาริตะแล้วค่ะ

バドミントン少女

鳥取県には昔の教え子が2名いる。彼らはこの20年間、9月になると連名で私に二十一世紀梨を送って来てくださる。お返しは彼らが上京した折に一緒に会食をすること、というふうに決めているが、彼らはなかなかやって来ない。
 そこで、泰日文化倶楽部の生徒さん(現在は休学中)のご実家である岡山県の「まつだ牧場」に飛び切り美味しいジェラートの発送をお願いして、隣県である鳥取まで届けていただいた。
 すると、両家からすぐに感謝のラインが入って来た。そして、お子さんの写真を送ってくださり、近況も書かれてあった。小学校6年生のお嬢さんが中国ブロックのバドミントン大会小学生ダブルスで優勝したとのこと。
 そのお嬢さんとは彼女が2歳の時に会ったことがある。その彼女がバドミントンで活躍しているとは! 子供の10年間というものは成長が著しい。それに比べ、大人の10年間は…..? 目標を定め、何とか実り多きものにしたいものだ。

新潟の親友からショートメッセージ

台風20号の余波を受けてフェーン現象に見舞われた新潟県は、一昨日(23日)、2ヵ所に於いて40度越えとなった。そこで新潟市内に在住の親友にショートメッセージを送った。
 「40度越えの新潟、これまで聞いたことがありません。驚いております。くれぐれもご自愛ください」
 すると、親友から時間をおかずして返信が有った。
 「貴女のやさしいお心遣いに感謝のみです。この夏の殺人的暑さで海辺を歩けません。夜の海はすてきですが、危険!東京もつらいはず。必ず生きのびましょう」
 最後の文章である「必ず生きのびましょう」は過剰表現な気がしないわけでもないが、彼女はそういう文章を書くタイプ。私は苦笑するのみ。
 だが待てよ、これからずっと異常気象と闘わなければならないとすると、生き延びるための戦略(ยุทธศาสตร์)を考えなければならない。

反射神経で素早く回答

タイ語の単語は日本人泣かせである。何故ならば、似たような表記、似たような音がたくさん有るからだ。以下に列挙する意味を、辞書を引かずに、素早く答えなさい。
1)กด กัด กบ กับ กัน ก้าน ก้าง
2) ก้น กอง โกง โกน กลอง กล่อง กล้อง คลอง คล่อง โคลน โคลง โครง ครอง
3) ทน ทอง ทอน ตน ตอน
4) ทัน ทาน ทาง ตัน ต้น ต้ม
5) จน จอง โจร จาน จาม
6) ชก ชน ชม ชิน ชิด
7) อัน อัด อ่าน อ่าง อาบ
8) ยา ย่า อย่า หญ้า ญาติ
9) สด สอด โสด สอบ สอง
10) ผัด ผัก ผิด พับ พบ

生徒達が利用する路線

昨日から授業を再開した。一番最初に教室に現れたY氏は熊谷在住。熊谷駅から高田馬場駅までの片道切符は970円。往復だと1,940円。昨日の東京は34度。暑さで超有名な熊谷の方にとっては、この位の気温はなんのその。彼は高崎線、または、湘南新宿ラインを利用しておられる。
 そこで、昨日の授業に出席された生徒達が利用する路線をまとめてみた。
1)調布(京王線+山手線)、2)外苑前(地下鉄銀座線+山手線)、3)たまプラーザ(田園都市線+山手線)、4)木場(東西線)、5)越谷(東武本線+日比谷線+東西線)、6)菊川(都営新宿線+東西線)、7)八千代緑が丘(東葉高速鉄道東葉高速線+東西線)、8)桜ケ丘(東武東上線+山手線)、9)大崎(山手線)、10)沼袋(西武新宿線)、等。
 水曜日のクラス以外にも、様々な路線を利用されて、高田馬場の泰日文化倶楽部に通って来る生徒さんが大勢おられる。高田馬場はなかなか便利な場所であることよ。

大阪弁で防災劇

 まず始めにお知らせ:今日から授業再開ですよ! 年末まで休むことなく、頑張って勉強しましょう!
 今朝のNHKニュースを見ていると、三重県の鈴鹿周辺では、「大阪弁による防災劇」というのが展開されているそうだ。それを考え出した女性の話によればこうである。
 東日本大震災後、お年寄りにも防災知識が必要と感じ、身を守るための話をしに行ったところ、多くの人達が途中から眠り始めた。そこで、寸劇のほうがいいと思い、大阪弁による防災劇を考案し見せることにした。結果は上々。みんな笑いころげた。そして、大阪のおばちゃんよろしく、飴まで配ると、もっと受けた。 
 その話をニュースで知って、私も納得。全国共通語である標準語というものは無味乾燥だ。情報を伝達できても、心情までは伝わらない。地方の人にとっては「お国言葉」である方言が一番。
 聞くところによると、ラジオ体操も、方言版のCDがあるそうだ。そのほうが、手足も体も十分に伸びて愉しいにちがいない。

秋田県 頑張れ!

今日の甲子園高校野球決勝戦は絶対に見る。そして、秋田県の金足農業高校を応援する。勝敗は運だから、結果は神風まかせ。彼らの健闘ぶりを目に焼きつけることができればいい。
 何よりも嬉しいことは、秋田県民が皆こぞって歓喜にわいていることだ。資金が底をついて困っていると報道されると、大勢が列をなして寄付するために学校にかけつけている。秋田米が次から次に宿舎に届けられているから、選手達はスタミナ抜群。元気の源は、やはり米!
 ところで、泰日文化倶楽部にも秋田出身の生徒さんがおられる。彼女は秋田美人そのもの。そして、秘めたる持続力がすごい。泰日文化倶楽部に通って来られること25年。最古参だ。
 私の編物講師も秋田出身。彼女の編物に対する熱意は本物。
 秋田県は<飽きた県>ではない。秋の田から大収穫を目指す頑張り県なのだ。

クラスの問合せ

泰日文化倶楽部の夏休みも残すはあと今日と明日のみ。22日(水曜日)から授業再開だ。
 夏休み中に数人からクラスに関する問合せが有った。私は丁寧に、かつ、迅速に回答した。そのほとんどが中級クラスに関心をお持ちであった。ということは、既修者だ。かつて、どこかでタイ語を勉強したが、今は中断している。だが、またそろそろ勉強したくなったということであろう。
 その中で、15年前に泰日文化倶楽部で勉強したことがあるという女性のお名前が有り、とても懐かしく思った。彼女は復学をはっきりと決めておられる。嬉しい限りだ。
 泰日文化倶楽部はあと50日で満30周年目を迎える。15年前は生徒数が多かった。今はタイ語教室が増えたこと、いろいろな方法で個人が勉強しやすくなったこと、労働形態の変化で、時間的にも金銭的にも落ち着いて勉強することができない生徒さんが増えたこと、あるいは、タイへ行ったほうが早いということでタイへ飛んで行ってしまった方達、その他、諸理由が有って、クラスの編成がむずかしくなってきている。
 だが、泰日文化倶楽部は健在なり。15年前の生徒さんの復学を心待ちにしている。