神田川 と タイ留学生

昨日、江戸川橋から高田馬場駅まで神田川沿いを歩いた。午後4時頃であったから、人が少なくて静かに桜見物ができてとてもよかった。
 途中、橋の上から神田川に向かって垂れ下がる枝ぶりを鑑賞していたら、タイ語が聞こえてきた。男性3名、女性1名のグループだ。
 「こんにちは。観光でいらしたの?」と私が女性に尋ねると、「勉強に来ています」と彼女は答えた。「とすると、早稲田大学?」と私が続けて尋ねると、彼女はうれしそうに頷いた。
 彼女はとびきり美人であった。橋の上で桜をバックにポーズする彼女の顔は幸せに満ちていた。他の男性3名も優秀な顔をしていた。これから早稲田大学で勉学に励むぞという意欲が見て取れた。

午後8時の高田馬場駅

昨夜、「タイ語中級 火曜日19:00」の授業風景を見て、生徒の皆さんが和やかに楽しそうにしているのがわかり、安心して高田馬場駅へ向かった。
 今春も新しい早稲田大生で高田馬場駅早稲田口はいっぱい。みどりの窓口も、定期券の購入で長蛇の列。ところが、改札内も人がいっぱい。私は駅員に尋ねた。「電車が止まっているのですか?」
 すると、駅員は答えた。「西武線が止まっています」
 そこで電光掲示板を見ると、人身事故で西武線が止まっているのが判明。
 新入生の喜びが有るかと思えば、人生を終えてしまう人もいる。とばっちりを受けた通勤客は電車が動くのを静かに待つのみ。
 泰日文化倶楽部は高田馬場駅から1~2分。小さな私塾だが、生徒の皆さんは90分の授業をマイペースで楽しんでおられる。

「和」の心

昨日、新元号が発表された。官房長官が墨書された漢字を見せる前に、「新元号はれいらです」と言った時、私には漢字が浮かばなかった。10秒後、「令和」という漢字を紹介されたものの、ピンと来なかった。だが、不思議なもので、昨日のたった一日だけで、慣らされていくのが感じられた。
 昭和の時代が長かったので、またしても「和」という漢字が使用されることに新鮮さを覚えない。しかし、決まったことだから、長所をとらえて前向きで受入れよう。
 70歳前後から、「洋」よりも、「和」のほうが落ち着くようになった。年齢のせいであることに間違いなし。フレンチよりも和食のほうがいい。ケーキよりも和菓子のほうが季節感を味わえる。洋服よりも着物のほうが日本女性には似合う。
 日本全国、まだまだ行っていないところが多い。「大和の美」を求めて、地方へも旅したいものだ。

新年度スタート

 今日から新年度がスタートする。新社会人も新大学生も希望と抱負に満ち溢れていることであろう。
 それにならって、中年も高齢者も気持ちを少しだけ新たにして、何か新しいことを始めようではないか。
 タイ語に限っていえば、まだまだ学ぶことがいっぱい。新たなる角度からタイ語の勉強を見直してみることも一考だ。
 いつも言うことだが、勉強のツールは各段に増えている。だが、教室に通い、先生から直接に学ぶことも必要である。
 教師は生徒の足りないところがものすごく見える、そして、それに対して適格なる助言を与えることができるから、素直に聞き入れてほしい。
 新年度の開始にあたり、フレッシュな心で勉学に精進しよう!

喧噪を避けて

昨日、バスに乗っている時、勉強部屋の自由貸し出しを宣伝したポスターの中の表現が目にとまった。それは、「喧噪を避けて」というもの。
 まず思った。喧噪の「喧」も「噪」もいかにも騒々しいイメージを有する漢字であることよ。特に、「噪」には、「口(くち)」という漢字が4つも入っている。確かに、4人の口が集まれば、そりゃあ五月蠅いことであろう。
 今日(3月31日)で2019年も四分の一が終わる。明日はいよいよ新元号の発表だ。いかなる漢字が2つ並ぶのか…..?
  平成も残すところあと1ヶ月。喧噪を避けて、平穏に過ごしたいものである。

タイ人講師と親戚

春休み、そして、桜の季節には、毎年、タイ人講師達のご家族が来日される。そのため、私は代講で忙しい。しかし、喜んで代講している。
 聞くところによると、文科省の奨学生でない場合は、大学や専門学校に支払う授業料が非常に高い。ご家族が3月下旬から上旬にかけて来日されるのは、その支払いが主のようであるらしい。タイ政府の奨学生であるタイ人講師はまず先に自腹で立て替え、領収書を提出することにより、その後、数ヶ月後にタイ政府からの奨学金がおりるとのこと。したがって、お金が無いとタイ政府の奨学生になれないというわけ。
 いずれにせよ、日本で研究して、博士号を持って本帰国することはすばらしいことである。

タイ人講師とご家族

春休み、すなわち桜の季節には、毎年、タイ人講師達のご家族が来日される。そのため、私は代講で忙しい。しかし、喜んで代講している。
 聞くところによると、文科省の奨学生でない場合は、大学や専門学校に支払う授業料が非常に高い。ご家族が3月下旬から上旬にかけて来日されるのは、その支払いが主のようであるらしい。タイ政府の奨学生であるタイ人講師はまず先に自腹で立て替え、領収書を提出することにより、その後、数ヶ月後にタイ政府からの奨学金がおりるとのこと。したがって、お金が無いとタイ政府の奨学生になれないというわけ。
 いずれにせよ、日本で研究して、博士号を持って本帰国することはすばらしいことである。

阿波藍 と 四国愛

数日前、仕事が終わったあと、門前仲町に在る和装小物屋に寄り、半襟を3枚買った。お金を支払っていると、反物や帯が見えた。店主は「平成最後のお買物として、この帯はいかがでしょう?」と勧めて来た。それほど高価ではなかったので、「そうですね。平成最後の買物としていただきましょうかね」と言って私は買った。
 その後、店主はさらに続けた。「勉強のためにこの藍の反物を見て行ってください。この阿波藍のすくも師は非常に有名な方です」
 私いつか普段着の藍の着物が欲しいと思っていたので、店主の解説をさらに聞いた。そして、店主に伝えた。「私は香川県出身です。徳島は隣りの県ですから、藍のことは昔から聞いております」
 すると、店主が「私は愛媛県出身です。家内も愛媛県」と言った。奥さんは傍らでにこにこ。それから互いに年齢を言い合うと、ほとんど同世代であることが判明。
 徳島の藍を愛媛の人が販売し、香川の人間が客として買う。なんだか四国愛が流れた出会いであった。

今日の宿題

以下のタイ文はタイ人講師の一人から来たラインである。用件だけを的確に伝えた内容だ。タイ作文の参考にもなると思われる。
1)สวัสดีค่ะอาจารย์ แหวนมีเรื่องมาแจ้ง ต้องขอโทษที่บอกกะทันหันค่ะ แหวนไม่สามารทไปสอนได้ในวันศุกร์ชั้น19:00น.และวันเสาร์ชั้น12:15ค่ะ ตอนเย็นสอนได้ตามปกติค่ะ
2)ส่วนเสาร์ที่๖ เมษายนสอนได้ทั้งวันค่ะ คุณแม่และครอบครัวเดินทางกลับตั้งแต่วันที่๕ค่ะ ขอบคุณค่ะ
3)เฉพาะวันศุกร์ที่๒๙และเสาร์ที่๓๐ช่วงกลางวันที่ติดธุระค่ะ

新規開店のドラッグストア

泰日文化倶楽部が入っている雑居ビルの隣りのビル1階に、3月25日、ドラッグストアが新規開店した。今日まで20%引きというキャンペーンなので、大勢の人が殺到している。
 この場所は去年8月末まで書店であった。数年前までは24時間営業をしていたが、オーナーチェンジ後、半年で閉店。しばらくシャッターが下りていた。次なる店は果たしてどんな店になるのかと期待して待っていたら、なんとまたしてもドラッグストア! 
 しかも早稲田通りをはさんで斜向かいにはすでにドラッグストアが有る。看板を良く見ると、バンコクにも出店している同じ系列の店舗であった。ドラッグストアというものはこれだけニーズが有るのか! 実に不思議でならない。
 書店はガラガラ。ドラッグストアは満員。希望は街中に気軽に入れる書店が欲しい。