タイ人講師とご家族

春休み、すなわち桜の季節には、毎年、タイ人講師達のご家族が来日される。そのため、私は代講で忙しい。しかし、喜んで代講している。
 聞くところによると、文科省の奨学生でない場合は、大学や専門学校に支払う授業料が非常に高い。ご家族が3月下旬から上旬にかけて来日されるのは、その支払いが主のようであるらしい。タイ政府の奨学生であるタイ人講師はまず先に自腹で立て替え、領収書を提出することにより、その後、数ヶ月後にタイ政府からの奨学金がおりるとのこと。したがって、お金が無いとタイ政府の奨学生になれないというわけ。
 いずれにせよ、日本で研究して、博士号を持って本帰国することはすばらしいことである。