今日の宿題

タイ人からお土産にスカーフを頂いた。大変に重宝している。今日の宿題は、そのスカーフに付いていたタグを翻訳してもらいたい。
 1)ผ้าพันคอ
 2)รุ่น 1610
 3)ขนาด F(ฟรีไซต์)
 4)สี PR
 5)ราคา 1,190.00บาท
 6)วิธีการใช้ = เพื่อสวมใส่
 7)วันที่ผลิต 03/10/59
 8)ผู้สั่งผลิตและจำหน่ายโดยบริษัท สรรพสินค้าเซ็นทรัล จำกัด 1027 อาคารสรรพสินค้าชิดลม ชั้น 7
 ถ.เพลินจิต แขวงลุมพินี เขตปทุมวัน กทม. 10330

雑司ヶ谷の家具店

雑司ヶ谷の不忍通り沿いに家具店がある。私はこの店を5年前から利用している。理由は女性がテキパキと店を切り盛りしているからだ。だが、さらなる理由が有る。それは、その店で初めて品物を買った時、高田馬場のタイ語教室で使うという話をすると、彼女が話に乗って来たからである。
 「あら、新婚旅行、タイへ行ったんですよ!」
 そう言われてみると、なるほど、彼女がアジア大好き人間に見えて来た。
 昨日、御主人と一緒に買ったばかりの机を運んで来てくださった。
 「最近、家具屋さんが少ないですね。私はカタログ選びはしません。実際にお店に行って買うのが好きです」と言うと、「ありがたいことです」と、彼女はすかさず呼応した。
 彼女の店に行ったのは1年ぶりであったが、「吉川さん!」とすぐに名前を呼んでくれた。顧客の名前をしっかりと覚えておくことは、商売の基本である。

奔馳車

昨日の中国語クラスは久々に全員の生徒が集まり楽しかった。中国人老師が、「日本人が最も好きな車は何ですか?」(注:簡体字が打てないので、日本語訳で書く)と尋ねられた。その際、老師にお願いをして、ヨーロッパの車を漢字で書いてもらった。
 次に列挙する車は何であるか、当ててみてください。
 1)奔馳2)宝馬3)宝石捷4)法拉利
 私は2000年に初めて北京へ行った。その頃も泰日文化倶楽部では「中国語クラス」を開いていた。そこで、休暇で帰省した中国人老師を訪ねて行ったわけであるが、長安街はまだまだ閑散としており、車は少なかった。泊まったホテルの隣りが建設中であったので、部屋からその光景を眺めたが、24時間の突貫工事がうるさくてたまらなかった。
 その後、あっというまの変貌ぶりをテレビで見ては、ただただ驚くばかり…….。

田端駅

昨日、仕事で北千住へ行った。行きは日暮里から常磐線に乗って行ったが、帰りは北千住から田端駅を経由して都立駒込病院までの都バスが出ていたので、それに乗って田端駅まで行った。知らない道路を通りながら、暮れなずむ街を観光しているような気分にひたった。
 途中、舎人ライナーの熊野前駅で都電荒川線に乗り換えることもできたが、山手線の田端駅まで出るほうが早く帰宅できると思い、そのままバスに乗り続けた。
 そして、田端駅で降車。よくよく考えると、54年も東京に住んでいるのに、田端駅は一度も乗降したことがない駅であることがわかった。東京の隅から隅まで動いていると思っていたが、田端には縁がなかったというわけである。
 初めて田端駅前に立って、なんだか不思議な感じがした。まだまだ東京を知らない。膨張する一方の東京。毎日歩くたびに、不思議な発見が有る。

朝勉・夜勉

「タイ語入門 金曜日18:30」のクラスは3月1日に開講したばかりであるが、生徒はわずかに2名。高田馬場に在る日本語学校の日本語教師達だ。
 昨日は、お二人の要望を聞き入れて午前中の授業に切り替えた。夜は留学生達とのパーティーが有り、どうしても出席しなければならなくなったからというのが理由である。
 そこで、午前10時半から正午まで授業をした。授業後、彼女達がすかさず言った。
 「朝、勉強するほうが頭に入るような気がします!」
 私も同意した。「そうですね。夜は仕事で疲れていますからね。それでは、今後は朝の時間帯に変更しましょう。来週の22日はタイへ行かれるそうですから、お約束通り、休講にします。3月29日からは、10時30分開始ですよ!」
 可能であれば、勉強は朝がいい。朝の時間帯は体が疲れていないから素直になれる。脳が活性化して吸収力が増し勉強が楽しくなること請け合いだ。

田端駅

昨日、仕事で北千住へ行った。行きは日暮里から常磐線に乗って行ったが、帰りは北千住から田端駅を経由して都立駒込病院までの都バスが出ていたので、それに乗って田端駅まで行った。知らない道路を通りながら、暮れなずむ街を観光しているような気分にひたった。
 途中、舎人ライナーの熊野前駅で都電荒川線に乗り換えることもできたが、山手線の田端駅まで出るほうが早く帰宅できると思い、そのままバスに乗り続けた。
 そして、田端駅で降車。よくよく考えると、54年間も東京に住んでいるのに、田端駅は一度も乗降したことがない駅であることがわかった。東京の隅から隅まで動いていると思っていたが、田端には縁がなかったというわけである。
 初めて田端駅前に立って、なんだか不思議な感じがした。まだまだ東京を知らない。膨張する一方の東京。毎日歩くたびに、不思議な発見が有る。

今日の宿題

三月もはや中旬。東京駅や新宿駅、さらにはその他の主要駅の様相が日本全国からやって来ている人々で膨らんで来ているような気がする。入学準備や転勤でやって来ている人々も大勢いると思われる。
 昨日、受験から解放された女子高生達が山手線に乗っていた。みんな明るく語らっていた。一人の女子高生が「どうぞ」と言って
 「春はあけぼの……」とのんびりしてはいられない。そこで、今日の宿題は、「急いで~をする = รีบ + 用件」という文章を10文、タイ語で書いてみてください。
 例)来週の月曜日までに急いで送金しなければならない= ต้องรีบโอนเงินจนถึงวันจันทร์หน้า

フェンシングの店

目白通りのバス停(鬼子母神前)の真ん前にフェンシングの店がある。ところが、最近、段ボール箱がいっぱい積まれ、店先に貼り紙がしてあった。「事業拡大のため、店舗移転します」
 それを読んで、事業拡大は東京オリンピック2020と関係があるのではないかと思った。
 昨日で東京オリンピックまで500日となったというニュースが流れた。ということは、今日だとあと499日。カウントダウンしていくと、あっというまに当日を迎えそうだ。
 大学で教えていた時に、フェンシング部に所属している女子大生がいた。彼女がそのフェンシングの店にやって来る途中、ばったり会ったことがある。茶道が似合う感じがする学生であったが、なんとフェンシング! 
 フェンシングの面白さを彼女から聞いてみたかった。今頃、彼女はどこで何の仕事をしているかしら?

リュック

先日、我が家に一泊したタイ人が、カメラ機材を入れるリュックを買いたいということで、新宿のヨドバシ本店へ行った。カメラ館の5階はカバンだけを販売。タイ人は1時間もかけて念入りにチェック。私は階段の方へ行って、座り込んで待った。
 結局、タイ人は2つのリュックを買った。キャスターが内蔵されているので、どんなに重くても運びやすそうだ。タイ人は気に入ったものが見つかり、ものすごく満足していた。
 私が驚いたのは金額だ。1つ4万円。2つで8万円以上。値段を知らないと、1万円くらいにしか見えない。
 タイ人は古いリュックを我が家に置いていった。捨てる役は私。だが、1個はまだ使えそうであった。高額なカメラ機材を入れるわけでもない。災害用の持ち出しリュックにすることにした。今は忙しいが、時間を見つけて、少しずつ避難用物品を入れることにしよう。

瀬音の道

今日3月11日は東日本大震災から丸8年。テレビ情報は間接的であり、それをもとに意見を言うのはいけないから控えるが、この天災・人災に対して、私は私なりにいつも考え続けている。そして、被災された人々の生き方から教えられるものが多い。
 84歳の女性がテレビの取材に応じて、「自分の家を建てたい」と意欲的に語っていた。すごいパワーだ。しかし、生き甲斐を失って鬱になっている人も多い。明確に言えること、それは若者達の明るさ。彼らはしっかりと未来をみすえている。
 『野鳥』(日本野鳥の会発行 2019年2月~3月号)の中の「うたウォッチング」欄に、宮城県在住の中村暎枝さんの短歌が入選していた。
 雨誘う あかしょうびんの 声遠く 瀬音の道を 一人たどりき
 中村さんが何歳であるのかはわからないが、静かな、そして、内省的な歌であることよ。