七草粥

今日は1月7日。習慣上では七草粥をいただく日である。無病息災を祈る中国の風習から由来しているそうだ。一般的には正月の御馳走づくめで疲れた五臓六府を休ませる日とされているが、たしかに理にかなっている。

七草を入れた粥は白と緑の爽やかな配色になり、七草の緑が映えて目にやさしい。食は配色が肝心。特に日本料理においておや。鷹の爪の赤、人参のオレンジ色、カボチャの黄色からは元気信号が発せられ、目に刺激的だ。

御馳走と別れ、普通食に戻る意味でも七草粥はよい。長生きするには健康を考えた食物を摂取すること。そして贅沢を避けて1週間に1回、旬の野菜を刻んで入れた粥を食し胃を休ませる。たまには茶粥も可なり。