避難 EVACUATE 

緊急地震警報が鳴り能登半島地震が第一報で報じられた時から、テレビ画面の右上には「避難 EVACUATE」という警告がずっとなされた。動転された方達に対してこの難しい言葉が果たしてすんなりと受け入れられたものか疑問だ。やはりNHKの女性アナウンサーの繰り返しなされた絶叫にはかなわなかったであろう。

ひるがえって思うに、「逃げる」という意味を表す単語がいずれの言語にも多々有り、それらを状況に応じて使い分けなければならない。公的な表現をするか、口語的な表現をするかでも様々。

ネットで調べてみると、多くの自治体が外国人向けに各国の言語に翻訳した災害用のマニュアルを用意していることがわかった。しかし、平和であればなかなか読む気にはならない。いざ、災害が発生するとあわてふためき、マニュアルを読むどころではない。結論:易しくて効果的な言葉や表現を日頃から徹底させておくこと。