くす玉

 6月1日午後7時少し前、「藤井聡太七冠最年少達成」の速報がテレビニュースで伝えられた。偉業! 凄すぎるが故にもうほとんど何が何だか私にはわからない。
 私にとってわかりやすかったことは、彼の出身地である瀬戸市の商店街でくす玉が割られた光景であった。そこでくす玉の由来について調べてみた。
 「くす玉は(薬玉、久寿玉)は、原義では、はや薬草、香草、香料を錦の袋に詰めて、その袋に造花などで飾り付けし、五色の糸でたらした入れ物で延命長寿、無病息災の願いが込められている。現在ではイベント用の装飾、特に割り玉を指す」
 藤井七冠は早くもすでに八冠を目指している。瀬戸市の商店街の8個目のくす玉、それは必ずや近いうちに見られるに相違ない。