新入生に発破をかける

10月3日に入会した「タイ語入門 土曜日10:30」の生徒達を前にして、私は久々に発破をかけた。
 「タイ語は決して易しい言語ではありません。コツコツと勉強してください。今はタイ人が日本に出稼ぎに来ていますが、いずれはそれが逆転して、日本人がタイへ出稼ぎに行かなければならない時代が来るかもしれません。語学は大切です。身を助けます。今こそ<学ぶ力>が必要なのです」
 全員が神妙な顔をして私の言葉に耳を傾けてくれた。よし、オンライン時代の若者に対面指導で熱烈授業をしよう。
 昨日、今年2月からバンコク駐在となった元生徒さんからラインが来た。
 「今日、初めてタイの病院に行って来ました。先生から教えてもらった通り、単語をたくさん知っている(聞き取れる)と、何となく意味が分かる気がしました」
 個人レッスンを受講していた彼女に対して、私はいつも発破をかけていた。それがバンコクで役に立っている。