賀茂真淵

6月19日以降、東京を出てもよいらしいので、どこへ行こうかとあれこれ考えている。まずは友人のいる浜松へ? 
 そう思って、浜松市内の地図を見ていると、「賀茂真淵記念館」というのが目にとまった。これまで友人宅に2度ばかり泊めていただいたが、記念館がすぐ近くに在ることがわかり、次なる楽しみとなった。
 賀茂真淵(1697-1769)のことは教科書で学んだ。本居宣長とセットで登場。本居宣長のほうが印象が強い。
 ネットで調べると、江戸中期の国学者で、浜松で生まれ、10代で国学を学び、20代で私塾を開き、30代で京都に学び、その後、浜松に戻って来るが、やがて江戸に出て、50歳で徳川家の和学御用掛を務め、64歳で引退。その後は著述に専念し、73歳で没した。
 国学のことは門外漢だが、彼の国学一筋の生き方に魅力を感じる。