尾道の子供

一昨日、尾道の向島で創造的なる生活をしている真珠さん(元生徒)からラインで写真が送られて来た。彼女のお子さん2人がフル装備をして瀬戸の海につかっている写真だ。それは4月30日のこと。尾道は早くも“海開き!”。
 彼女の家から砂浜まではわずかに1分。横浜育ちの彼女は自然なる生活を求めて尾道へ。古家を購入して地道な生き方をしておられる。出産もその家で。隣家には欧米人が住んでいるので、子供達は自然に英語に馴染んでいる。
 その隣家はヤギを飼っている。私も彼女の家へ遊びに行った時、ヤギの写真を撮ったことがある。そのヤギが急に産気づいた時、飼い主の欧米人は不在。すでに出産が始まっているのに気付いた彼女は、突如、機転をきかせて助産師に変身し、無事に子ヤギを取り上げたとのこと。小学5年生の長女も立ち会ったそうだ。
 先月(4月)、素晴らしい映画を残された尾道出身の大林宣彦監督がとうとう逝ってしまわれた。しかし、尾道の海はおだやかで、かつ、輝いている。尾道の子供は無邪気(ไร้เดียงสา)そのもの!