岩手県のこと

 岩手県はいまだにコロナ感染者がゼロ。だがそれ故に、岩手県民の方達にはプレッシャーがかかっているというわけだ。
 昨日、盛岡出身の生徒さんから次なる情報が有った。
 「岩手県はついに駅にサーモグラフィーを設置しました。感染者ゼロは人付き合いの悪い県民性の効果かも知れません。鬼剣舞などの文化も、村同士の交流がなかったが為に沢山の種類ができたのだそうです。イタリアはオープンな国民性が逆効果だったみたいです」
 なるほど、人的交流が無ければ村固有の伝統文化が守れるということなのだ。
 地方へ旅行すると観光客向けのショーが有るが、演じておられる土地の人々は、内心、おそらくうんざりであろう。今回のコロナ禍において、「新しい生活様式を!」、すなわち、テレワーク等が求められているが、伝統文化の継承に専心するのも素晴らしい生き方だと思う。