研鑽を積む日舞講師

 一昨日、高田馬場駅内のエレベーターを利用した時、着物姿の女性と一緒になった。私と同じくらいの年恰好であったので、「素敵なお着物ですね。お茶のお稽古に行かれるところですか?」と、私は尋ねた。何故ならば、高田馬場には大きな茶道会館が有るからである。
 彼女は答えた。「私は日本舞踊の先生です。高崎で教えております。今日は大先生のところに稽古をつけてもらいに来ました。稽古はとても大事なことです」
 それを聞いて、着物の素晴らしさもさることながら、その女性の姿勢に感服した。
 今日から全国的に教育機関も文化機関もすべて休みに入った。泰日文化倶楽部は人数が非常に少ないので休みにはしないが、生徒達の自主判断にゆだねる。