書道の点数

20数年前に郷里の家を解体した時、ほとんどの荷物を諦めた。何故ならば、東京に持って来ても置く所が無かったからである。持って来たのはわずかに段ボール1個だけ。しかしながら、それを押し入れの中にしまったまま、一度も開けずにいた。
 昨日、ひょんなことから開けてみると、父親の愛読書、兄達や私が父に送った手紙、私の小学校1年の算数の教科書、そして、私の中学2年の時に書いた書道の添削が出て来た。
 半紙には蕪村、芭蕉、子規の俳句や、白居易(白楽天)の漢詩が書かれており、点数はすべて82点か83点。それ以上でも、それ以下でもなかった。私はこのようなものを書いた覚えが全く無いので、おそらく書道は中学2年でやめてしまったのであろう。そして中学3年からは高校受験に専念したためか。
 もう少し継続していれば、90点が採れて、大人になってからでも字に自信がついたであろうに…..。残念ながらやめてしまったから、今や40点だ。今日の教訓=なにごとも継続が肝心なり。