受動喫煙

昨日、「タイ語中級 水曜日14:40」のクラスにお邪魔した。生徒の皆さんの進捗度を観るためであったが、ボン先生の授業を聴いているうちに、自分も久々に生徒になった気分になった。
 ボン先生が、「タイでも受動喫煙のことが厳しくなってきております。受動喫煙のことを、タイ語で何と言いますか? 皆さん、考えてください。ヒントは、มือสอง (second-hand 中古)がつきます」
 生徒は女性ばかり。したがって、喫煙とは縁遠い感じ。考えても出て来るはずがない。
 「ควันบุหรี่มือสอง です。新しい単語ですから、まだ辞書には載っておりません」と、ボン先生。
 ควัน(煙)+ บุหรี่(たばこ)+ มือสอง(中古)という組み立てだ。生徒達はノートに書き写す。
 新しいタイ語を覚えるのは楽しい。いろいろなツールで勉強するのもいいが、やはり教室に来て学ぶ価値が有る。

教室の近況

6月25日をもって、「タイ語中級 火曜日19:15」のクラスを閉鎖した。理由は、生徒が1名だけになっていたので、採算上、これ以上の継続は無理と判断したからである。そして、シン講師も博士論文の追い込みにかかっており、彼に十分なる時間を与えてあげたかったからである。
 従って、生徒数が1名、減少したことになるが、昨日の授業に無料見学にいらした方が2名おられ、お二人とも入会を決めてくださった。というわけで、7月から生徒数が1名、増加になった。
 昨日の見学者の一人と話したところ、24年前に私から1回だけタイ語を勉強されたとのこと。24年前といえば、私が48歳。よくぞ覚えていてくださったものだ。こうして四半世紀を経て、再びご指導ができるということは教師冥利につきる。
 最近の教室は女性パワーが目立っているが、男性達にも是非ともパワー・アップをお願いしたい。

ハタ師

昨日、帰宅すると、郵便受けに京都の骨董屋のチラシが入っていた。チラシ配りの人が全戸の郵便受けに入れて行ったと思われるが、誰か一人でも関心を持ってくれれば御の字なのであろう。 
 最近、『青柳瑞穂の生涯 - 真贋のあわいに」(青柳いづみこ著 新潮社 2000年)を読んでいるが、「コレクターの増えた戦後は、ハタ師の数も増え、ごまかしの手口も複雑になり、骨董蒐集の事情もすっかり変わってしまったことであろう」という文章が有る。
 全国を巡って名家から銘品を買い漁っている人達がいることは知っているが、<ハタ師>という名称を持つとは恥ずかしながら知らなかった。ネットで調べると、次なる説明があった。
 「貴重品や骨董を探し出すだけでなく、これらの商品を骨董屋などに卸す仕事です。今風に言えば、ブローカーです。利ざやを稼ぐ仕事です。目利きでなくてはなりません。美術館や骨董(陶器、掛軸、画家など)などを勉強しなければ、逆に騙されます。年季と駆け引きが大切な商売です」
 今日の宿題として、上記の文章をタイ語訳しなさい。