ハタ師

昨日、帰宅すると、郵便受けに京都の骨董屋のチラシが入っていた。チラシ配りの人が全戸の郵便受けに入れて行ったと思われるが、誰か一人でも関心を持ってくれれば御の字なのであろう。 
 最近、『青柳瑞穂の生涯 - 真贋のあわいに」(青柳いづみこ著 新潮社 2000年)を読んでいるが、「コレクターの増えた戦後は、ハタ師の数も増え、ごまかしの手口も複雑になり、骨董蒐集の事情もすっかり変わってしまったことであろう」という文章が有る。
 全国を巡って名家から銘品を買い漁っている人達がいることは知っているが、<ハタ師>という名称を持つとは恥ずかしながら知らなかった。ネットで調べると、次なる説明があった。
 「貴重品や骨董を探し出すだけでなく、これらの商品を骨董屋などに卸す仕事です。今風に言えば、ブローカーです。利ざやを稼ぐ仕事です。目利きでなくてはなりません。美術館や骨董(陶器、掛軸、画家など)などを勉強しなければ、逆に騙されます。年季と駆け引きが大切な商売です」
 今日の宿題として、上記の文章をタイ語訳しなさい。