治療は早めに!

3ヶ月前から背中におでき(ฝี フィー)が出来たが、なんとか治まったりしていたので放置していた。ところが同じところにまた出来た。イスに座って背もたれに背中を当てると痛い。
 よし、今度こそは医院に行ってみようと思い、一昨日、医師に診ていただくと、「口が開いてます。膿(หนอง ノーング)を取りましょう」と言われた。そして、早速、痛い痛い膿取りが……。帰り際に医師が言った。「わたしを恨まないでね。明日もいらっしゃい」
 というわけで、昨日も痛い治療を受けに行った。
 教訓(บทเรียน):素人考えはやめて、治療は早いほうがいい。
 ここまでなら、私的な話だ。それではタイ語の勉強にならない。そこで、単語の勉強をつけ加えることにしよう。
 หนอง(ノーング)を辞書で引くと、1番目に書かれている意味は、沼である。タイの地名にいっぱい出て来る。そして、2番目の意味が、「膿」。<化膿する>という表現は、เป็นหนอง(ペン ノーング)である。
 小テスト:次なる意味を言いなさい。(1)นอน (2)หนอน (3)น้อง (4) นอง (5)น่อง

医療通訳

今朝、NHKのニュースで、先日のG20会議を契機に、大阪では医療通訳サービスを提供する民間の会社が力を入れるようにになったということが報じられた。
 東京ではかなり前から電話によるサービスが行われているが、そこにアルバイトで行っている元生徒さんの話では、彼女が勤務中はタイ語の案件はほとんど無いそうである。
 よくよく考えてみると、病気や怪我は夜遅く、あるいは夜中や早朝に発症・発生することが多い。確かに昼間の時間帯では事例が少ないかもしれない。
 私も時々、医療通訳で深夜の病院へ行くことがあるが、医師から「患者への問診と回答はすべて記録にとどめておきますからね」と言われ、医者がすぐにコンピューターに打ち込んでいくのを見ると、誤訳をしてはいけない、表現に注意しなければならないという緊張感が走る。えーと、あのー、と言っていたら医師から不信感をもたれるので、言葉のスピードにも神経を使う。

動物が出て来る表現

タイは果物王国である。だが、動物王国でもある。したがって、動物を使った表現や格言は枚挙にいとまがない。
 昨日、「タイ語初級 火曜日13:00」のクラスで、<หน้าม้า 馬の顔→さくら(商売上の一味)>という単語を教えた。生徒達が興味を示したので、今日の話題は、動物シリーズで行こう。
 ① ลูกเสือ (虎の子 → ボーイスカウト) 
  ② หมูสนาม(広場の豚 → カモ)
 ③   ไกอ่อน(やわらかい鶏 → 新米)
 ④  เต่าพันปี(千年の亀 → 旧態依然)
 ⑤ หูผีจมูกมด(お化けの耳・蟻の鼻 → 地獄耳)
 ⑥  ไก่รองบ่อน(賭場を支える鶏 → 補欠) 
 では、次に格言を列挙するので、意味を考えてみよう。
 ⑦ ไก่งามเพราะขน คนงามเพราะแต่ง
 ⑧   เห็นช้างขี้ อย่าขี้ตามช้าง
 ⑨  หมูไปไก่มา
 ⑩ น้ำขึ้นปลากินมด น้ำลดมดกินปลา

今日の宿題

今日は久々に、タイ語の受身表現を復習してみよう。タイ語の受身形は、「迷惑受身」というニュアンスが強く、迷惑をこうむった側がぼやいたり、訴えたりする時に使う。たとえば、盗まれる、騙される、叩かれる、罵倒される、等々である。
 文型は、被害者+ถูก(又はโดน)+加害者+動詞+目的語+副詞句 である。
 では、次の文章をタイ語に訳してみよう。
(1)私はお金を5千バーツも盗まれた。(この場合は、加害者がわからないから書く必要はない)。
(2)昨夜、彼は暴行事件で逮捕された。(逮捕するのは警察だから書く必要はない)。
(3)タイ女性は騙されて日本に働きに来たというが、果たしてそうであろうか?
(4)後輩が先輩に叩かれていたが、誰も制止できなかった。
(5)私は会議中、上司に罵倒された。
 まだまだ、いくらでも迷惑受身の表現は有る。あと5文は、自分で想定して書いてみよう。

草津のタイ人観光客

昨日、草津在住の親戚が上京して来たので、19年ぶりに食事をした。話の中でタイ人観光客のことが話題になった。
 A:「タイ人がたくさん草津に来てますよ。タイの水かけ祭りって、何と言いましたっけ?」
 私:「ソンクラーン祭りといいます」
 A: 「そうそう、ソンクラン。タイ人がみんなお湯をかけあっていますよ」
 それを聞いて、私はタイ人には順応性があるなあと思った。草津の4月はまだまだ寒い。雪も残っているはずだ。水をかけるわけにはいかない。そこで湯をかけあって遊ぶとは!
 タイの伝統的慣習と日本の三大温泉の一つである草津温泉のお湯とがコラボ。いつか仲間に入れてもらいたいものだ。

郷里が近い女性

 数日前、中国語の通訳をしておられる女性と話をする機会があった。昨年の今頃、豪雨に見舞われた岡山県倉敷市真備町のことを彼女が話題にしたので、もう少し詳しく聞いてみると、郷里がその近くであることがわかった。
 そこで、私もその話に乗って、私の中学時代の友人の話をした。
 「私は香川県です。健康診断をする車の会社の社長をしている友人が、真備町の豪雨後、倉敷市から依頼が有り、健康診断車を派遣したそうですが、現地で見た被害状況には呆然としたと言ってました」
 中国語の通訳が岡山県出身とわかってからは、二人の間で俄然、話がはずんだ。彼女の年齢が知りたくなったが、直接聞くわけにもいかず、「戦後生まれですか?」と尋ねてみると、「戦中です」とのこと。彼女は私よりも年上だ。彼女は私の親戚の女性の雰囲気を持っていた。

あそぶことは生きること

昨日、原宿界隈を歩いていると幼児向けの玩具専門店があったので入ってみた。最近の子どもにはどんな玩具が与えられているのかを知りたかったからである。
 そこは外国からの製品がほとんどであった。<赤ちゃんのあそび道具>というチラシには、「生まれて1歳までは、一生のうち心身ともにもっとも大きく成長をとげるとき。」と書かれてあった。それを読んだだけで、がっくりきた。何故ならば、1歳以降の成長よりも、最初の1年間の成長のほうがはるかに大きいと言わんばかりであったから……。
 いずれにせよ、そのチラシにも、そして、店の壁にも、<あそぶことは生きること>と書いてあった。あそびにはいろいろ有るが、心身の栄養のために大切なものなのだ。
 反対に語順を変えて、<生きることはあそぶこと>としてみよう。どこかおかしい? やはり、ホモルーデンスである人間は、<あそぶことは生きること>をモットーに、心身を養い、五感を刺激して一日一日を大切に、楽しく生きよう。

七夕の願いごと

明日は七夕。私が知っている姉妹(小学生と年長さん)は、マンションのロビーに飾られた七夕に次なる願い事を書いていた。
姉:「おいしゃさんになれますように」
妹:「みんなでたのしい一年になれますように」
 仕事で警察署に行くと、入り口に七夕を飾っていた。警察ではどんな願い事を書くのであろうと思い、短冊を読んでみると、「犯罪者が減りますように」と書いてあった。なるほど、警察ならではの願い事だ。
 では、今日の宿題。
 (1)一日も早く病気が治りますように。
 (2)体重が減りますように。
 (3)タイ語が上手になりますように。
 さらなる願いは、各自、自由に書いてみてください。

七夕の願いごと

明日は七夕。私が知っている姉妹(小学生と年長さん)は、マンションのロビーに飾られた七夕に次なる願い事を書いていた。
姉:「おいしゃさんになれますように」
妹:「みんなでたのしい一年になれますように」
 仕事で警察署に行くと、入り口に七夕を飾っていた。警察ではどんな願い事を書くのであろうと思い、短冊を読んでみると、「犯罪者が減りますように」と書いてあった。なるほど、警察ならではの願い事だ。
 では、今日の宿題。
 (1)一日も早く病気が治りますように。
 (2)体重が減りますように。
 (3)タイ語が上手になりますように。
 さらなる願いは、各自、自由に書いてみてください。

あそぶことは生きること

昨日、原宿界隈を歩いていると幼児向けの玩具専門店があったので入ってみた。最近の子どもにはどんな玩具が与えられているのかを知りたかったからである。
 そこは外国からの製品がほとんどであった。<赤ちゃんのあそび道具>というチラシには、「生まれて1歳までは、一生のうち心身ともにもっとも大きく成長をとげるとき。」と書かれてあった。それを読んだだけで、がっくりきた。何故ならば、1歳以降の成長よりも、最初の1年間の成長のほうがはるかに大きいと言わんばかりであったから……。
 いずれにせよ、そのチラシにも、そして、店の壁にも、<あそぶことは生きること>と書いてあった。あそびにはいろいろ有るが、心身の栄養のために大切なものなのだ。
 反対に語順を変えて、<生きることはあそぶこと>としてみよう。どこかおかしい? やはり、ホモルーデンスである人間は、<あそぶことは生きること>をモットーに、心身を養い、五感を刺激して一日一日を大切に、楽しく生きよう。