スイーツのお店

昨夏、泰日文化倶楽部の近くに台湾系のスイーツの店が開店した。内装をしている時から楽しみにしていたが、白を基調としたメルヘンチックな店として誕生。猛暑も手伝って、最初は盛況であった。一度は入ってみようと思いつつ入らずじまいでいたところ、今年から店の灯りが消えた。そして、一昨日、店の中は解体され、元のスケルトンに戻ってしまった。
 商売は難しい。リピーター客がいないと続かない。唯一、大成功をおさめているのはベトナムのサンドイッチ店だ。テークアウトだから、店舗は狭くていい。
 早稲田通りをはさんで反対側には和菓子屋があり、喫茶もやっている。ここは長く続いている。やはり日本人にとっては流行に関係ない和菓子やぜんざい、安倍川餅、そして、餡みつや蜜豆がいいのかもしれない。
 昨日の午後、長く勉強して来られた生徒さんが仕事の都合で長期休学を伝えて来られた。「仕事ファーストですよ」と私はすかさず返信し、彼を応援した。それから5時間後、教室に一人の男性がふらりと現れた。タイ語を正式にきちんと勉強したいとのこと。一人減ったが、一人増えそう…..。こうして、泰日文化倶楽部はプラマイ0で、山手線をぐるぐると回っている。