柑橘類の晩白柚(ばんぺいゆ)

昨夜、「タイ語中級 火曜日19:00」のクラスに、生徒さんであるH氏が大きなビニール袋を持って来られた。「お菓子ですか?」と尋ねると、「晩白柚です」と答えられた。
 晩白柚は熊本県の八代で生産されているので、東京の生徒達は全く知らないようであった。大きさは赤ちゃんの頭よりも大きい。
「九州の人は柑橘類が好きです。柑橘の柑は<喚(呼ぶ)>、そして、橘は<吉>に通じるので、吉を呼ぶと解釈し、実に目出度いと思っています」とH氏は説明を加えた。
 それを聞いて、漢字の音を<吉祥の意>に替える日本人はすばらしいと思った。ただし、逆も有り。即ち、<凶>に替えることも…..。例えば、四→死、九→苦、等々。
 いずれにせよ、インフルエンザにかかったから欠席したいという生徒達が出てきた。柑橘類をたくさん食べて、早く元気になってもらいたい。