祈る(อธิษฐาน)

昨晩、ピカピカ先生が風邪のため休むことになったので、急遽、指輪(แหวน)先生に代講していただいた。指輪先生は、「学問か、子供か」の二者択一の中から学問を選ばれたそうだが、結婚しておられるので、ご主人が毎月、バンコクから東京に飛んで来て、二人仲良くサイクリングをしているそうである。
 「毎月の飛行機代、馬鹿になりませんね」と、私がゲスな質問を投げかけると、彼女は次のように答えた。
 「大丈夫。主人は宝くじが3回も当たったんです!だから、飛行機代は気にしておりません。彼は宝くじを買う時、どうか当たりますようにと必死でお祈りします。当たると、必ずお供えを持ってお礼参りをしています」
 生徒が質問した。「日本人も宝くじ買えますか?」
 「買えますとも。でも当たった時は、バンコクへお礼参りをしに行かなくてはなりませんから、飛行機代が大変ですね」
 <祈る、願をかける>というタイ語は、<อธิษฐาน アティッターン>、そして、<お礼参り>は、<แก้บน ゲェーボン>と言う。