青森旅情(7)

昨日(7月6日)は仕事が無かったので、青い森鉄道といわて銀河鉄道を乗り継いで渋民駅で下車し、石川啄木記念館へ行った。わずか26年間の彼の人生。だが、啄木の生き様と情熱が十分に凝縮された展示であった。
 その後、バスで盛岡へ出て、もりおか歴史文化館で盛岡藩の歴史や南部家の至宝を鑑賞。非常に勉強になった。
 そこから歩くこと3分。東京駅舎とそっくりな岩手銀行赤レンガ館の前にやって来る。そっくりな理由は建築家(辰野金吾+葛西萬司)が同じであったからだ。
 その建物の反対側にタイ国旗がひらめいていた。タイ料理店だ。遅いランチをそこでとることにして、パッタイを注文。盛岡は冷麺が有名だから、パッタイの麺も冷麺の麺に近く感じられた。日本人女性オーナーにいろいろと尋ねると、彼女はこう答えた。「ここで10年、やってます。以前はタイ人シェフがいたのですが…..」