料理に関するタイ語

「タイ語中級:月曜日18:00」のクラスには、タイ料理の専門家が習いに見えている。昨晩、私に十分なる時間が有ったので、彼女に20分間ほど、特別レッスンをして差し上げた。理由は、今月、チェンマイでベジタリアン料理(มังสวิรัติ)を研究するに際して、少しでも現地の料理の先生と直接、会話ができればいいなあと思ったからである。
 それには、タイ料理に関するタイ語を正しい発音で話さないといけない。「煮込む ต้ม tom」という単語は、日本人には難しい。「ต เต่า 亀のต」の無気音が出来ないからだ。「炒める ผัด phat」は、「ผ ผึ้ง 蜜蜂のผ」の有気音が出来ない。そして、低声で発音すべきところ、反対に高声になってしまう。「蒸す นึ่ง ヌング」、「ライムで和える ยำ ヤム」、「漬ける ดอง ドーング」、「搗く ตำ タム」、等々。
「石臼 ครก クロック」の相棒は、「杵 สาก サーク 低声」。しかし、まちがって、「ซาก サーク 下声」で発音すると、その意味は「死体」。こんな発音をすると、タイ人の料理講師はおそらくびっくりするであろう。