包装紙

 昨日、到来物が有った。滋賀県に住む元教え子からであった。滋賀県の産物かと思いきや、よく見ると福岡県産。「焼きあご、かつお節、うるめいわし、真昆布、海塩をつかった茅の舎だし」というものであり、パック入りだから、料理をするにはとても便利。
 製造元を見ると、「創業明治二十六年 久原本家 茅の舎」と書いてあった。そして、包装紙は朝顔の絵。紙質もすばらしい。額縁に入れたいほどだ。包装紙の端に書いてある説明が目にとまった。
 「茅の舎は、日本画の作家とともに、四季折々の魅力に溢れた日本文化の素晴らしさを伝える活動をしています」
 これはすばらしい考え方だ。日本画の若手作家も元気づくであろう。日本の色はこよなく美しい。身近なところで四季の色が味わえるのはとても幸せである(มีความสุขมาก)。