下町訪問

昨晩(เมื่อคืนนี้)、台東区下谷にお住まいの鮨職人さんのお宅を訪問した。2年前にうかがった時、あまりにも気さくなご家庭であり、かつ、お料理が美味しかったので、また遊びに行きたいなあと思っていたが、それが実現して嬉しかった。
 前回はご主人がいらっしゃらなかったが、昨晩は対面でたくさんお話しすることができた。ご主人(65歳)は雑司ヶ谷生まれの下谷育ち。奥様(63歳)は新橋育ち。ご夫妻のご実家はともに鮨店を営んでおられたとのこと。1964年の東京オリンピック時、聖火が街を通り抜けるのを見た思い出話を興奮して語ってくださった。
 狭くて古いマンションだが、押し入れには町内会のお祭りグッズがしまってあるそうだ。そして、小さな台所で料理を作り、お祭りの炊き出しを一手に引き受ける。下町の絆の深さを見た。そして、宵越しの銭は持たないという精神が伝わってきた。