椿の花 と 女流作家

昨日の朝8時、我が家に宿泊中のタイ人女流作家(45歳)を案内して椿山荘へ行った。彼女はまず、セブンイレブンに寄ってコーヒーを買った。毎朝、散歩の前にコーヒーで頭を覚醒させていたとのこと。
 我が家から歩いて5分で日本女子大学だ。日本で一番最初の女子大学であることを作家に説明してあげた。
 さらに歩くこと5分で東京カテドラル教会が見えて来た。私はタイ人に椿山荘の美しい日本庭園を見てもらおうと思って、庭園の中を案内したが、彼女、予想以上に感激の連続であった。雪除けのために松の木に吊るされた縄を指さしながら、「これ、何かわかりますか?」と尋ねてみたところ、「クリスマスツリー」と彼女は答えた。やはり雪が無い国から来た外国の人にはわからないんだなあと思った。
 彼女は言った。「小さい時から日本のお話を読んでおりましたが、小説には椿もよく出て来ました。しかし、本物の椿を見たのは初めてです!」
 椿山荘の庭園には、日本各地から寄贈された様々な品種の椿が植えられている。それらをカメラにおさめながら、直ちにタイの友人達に発信していた。