エルニーニョ現象

先週の土曜日、タイ語検定試験1級の面接試験を受ける方の個人レッスンをした。面接時間は40分。その間、一体、どんな質問が浴びせられるのか、全く見当もつかない。
 そこで、必然的に、ニュース性の高い話題をいろいろと話すことにした。経済問題としては、TPP(環太平洋地域経済連携協定)、そして、環境問題としては、cop21(温暖化対策)を話したが、その中で、エルニーニョ現象という単語は、タイ人は果たしてどういうのであろうかと思い、タイ人講師に尋ねてみると、「ปรากฏการณ์เอลนีโญ プラーゴットガーン エルニーヨー」であった。
 タイ語には、拗音(ニャ・ニュ・ニョ)が無いので、エルニーヨーになるようだ。ただし、タイ文字を見ると、โญ(ヨー)と書いてあるので、サンスクリット系統に戻れば、発音は「ニョー」である。
 1級の面接試験を受けられる女性はものすごく優秀な女性であった。彼女は私の大学の後輩であることが判明。なるほど、なるほど….。
 「もうレッスンに来なくてもいいですよ。次回、いらっしゃるとするならば、私と、タイ人講師に授業をしに来てください。私達が生徒になりますから」と言って、彼女を見送った。