目標は段階的に新たに決めていこう。

 昨晩、タイ語がとてもよく出来る生徒さんと話をする時間が有った。彼は多忙な方なので、出席日数が少ない。
私:「来年もいらっしゃいますか?」
彼:「はい、来る予定です。しかし、タイ語を習う目標が無くなりました」
私:「目標? それは、その都度、新たに作っていけばいいのではありませんか? もう習うことは無いということは決してありません。しっかり勉強して、知的レベルの高いタイ人をやりこめるくらいになってください」
彼:「そういうタイ人とは英語で話しますよ」
私:「いいえ、タイ語で押し通し、ここぞという時に、タイ人を敬服させてください」
 勉強する目標が無くなったと感じるならば、やめたほうがいいかもしれない。しかし、角度を変えて目標を探せば、まだまだいくらでもある。「勉強」という山は、富士山よりも、エベレストよりも高い。どこからでも登って行くぞという気迫、それが目標設定に通じる。