ブロードウェイ・スターの声量

 昨日、渋谷の東急シアターオーブで「Prince of Broadway」を観た。泰日文化倶楽部の生徒さんから「是非観てください!」と推奨されたので、久しぶりにブロードウェイ本場のミュージカルを味わってみることにしたわけである。
 と言っても、切符は当日売り。有るか無いかわからないまま行ってみた。ところが、ものすごくいい座席が残っていた。それだけでもラッキー!
 私の隣りの座席の方も当日売りの切符を手に入れた方である。彼女が私に英語で話しかけてきた。失礼とは存じつつ、どこの国の方かと伺うと、香港だと答えた。もしかすれば、タイ人かなあと思っていたが、それははずれた。
 ミュージカル・スターの声量には圧倒された。毎日、声帯を酷使して大丈夫なのかしらと心配になったが、そこはプロ中のプロ。彼らはコントロールの仕方を身につけている。だが、健康でなければあれだけの声は出ない。美しい声を聞くということは何とすばらしいことであることか。命の洗濯をさせてもらった。