富岡八幡宮 と 伊能忠敬

 先週、仕事帰りに門前仲町の富岡八幡宮に寄ってみた。早めの七五三をしている幸せそうな家族(ครอบครัว)が写真を撮っている(ถ่ายรูป)。せっかくの記念写真に他人が入ってしまうのは気の毒だと思い、お参りは端っこのほうで済ませた。
 境内を歩いていると、「写真を撮ってくれませんか?」と言って、老人が昔懐かしい紙製の箱カメラを私に渡した。そのカメラのことを何て言っていたか、もう忘れた。そうだ、思い出した。バカチョンカメラだ。
 「九州から来ました。あそこに伊能忠敬の銅像が有ります。感激しました」と、彼。一人旅だそうだ。
 そう言われたので、私も銅像(รูปหล่อทองแดง)に近寄り、説明文を読んだ。伊能忠敬は全国へ測量に出かける時には、必ずといっていいほどこの富岡八幡宮にお参りをしてから出発し、そして、日本全国の地図(แผนที่)を作り上げたそうだ。それを知って、富岡八幡宮は挑戦のスタート地のように思われて来た。