子弟関係

D先生が泰日文化倶楽部に教えに来られて5ヶ月が経った。最近は、土曜日担当の先生が都合がつかない時に代講を依頼することもある。
 先週、「タイ語中級 土曜日16:00」のクラスを代講してもらった時、どうやら生徒達と話がはずんだようだ。理由はこうである。
 D先生はカセサート大学を卒業後、目下、東京海洋大学で食品冷凍に関する研究をしておられる。それを聞いた生徒達が、かつて教えていただいたボート先生と経歴が全く同じなので、ボート先生の話を持ち出したところ、「ボート先生は私の先生です。とても厳しく教えられました」、と、彼女は語ったとのこと。
 ボート先生がタイに帰られたのは7年前。帰国後、母校のカセサート大学の教壇に立たれたと聞いている。安い給料だと思うが、日本で学んだことを後輩に伝えている姿勢は何とすばらしいことか!
 そして今、ボート先生の弟子が泰日文化倶楽部でタイ語を指導してくださっているという巡り合わせにも不可思議さを覚えずにはいられない。