「หัว 頭」が出てくる単語

先週、「タイ語中級 土曜日14:00」の会話クラスで、ミカン先生が、「バナナのつぼみは、หัวปลี フア・プリーと言います」と教えてくださった。つぼみという単語は、「ตูม トゥーム」だと思っていたが、食用にするバナナのつぼみは特別な呼称があるというわけだ。
 参考までに、「ปลี プリー」を調べてみると、やはりバナナのつぼみと出ていた。そして、「ปลียอด プリー・ヨート」は、「仏塔の先端」と出ていたから、両者の形状が似ていることから、同じ単語が使われていることが想定できる。
 ところで、『タイ日辞典』(冨田竹二郎編纂)の中の「หัว 頭」の見出しを引いてみると、なんと9ページにも及んで、いろいろな表現が紹介されており、とても面白い。決して難しいものではないから、時間が有ればチェックしてみるとよい。 例:「หัวปี フア・ピー(頭+年)→ 長子」
 ただし、意外であったのは、「หัว」の第一番目の意味として、「頭」よりも先に「笑う」が出ていたことだ。長年、「หัวเราะ フア・ロ 笑う」という単語に対して、不思議な気持ちを持っていたが、やっと謎が解けた。同音異義語であったわけだ。