国勢調査 と 東京

平成27年国勢調査のためのインターネット回答利用案内が届いたので、さっそく回答した。これは便利。行政側も、インターネット回答のほうが大いにラクであろう。
 ところで、『近代日本文化論8=女の文化』(岩波書店 2000年)の中に所収された「モダン都市東京と私娼」(川本三郎著)を読んでいると、次なるくだりが有った。
 -大正9(1920)年に日本ではじめての国勢調査が実施されるが、そのときの東京の人口は217万人、以後、毎年10万人から20万人増加していき(関東大震災のときに一時的に減るが)、昭和7(1932年)には570万人と10年間に倍以上に人口がふくれあがった。都市社会がこの時代に作られていく。
 現在の東京の人口を調べてみると、13,378,584人。タワーマンションが続々と建設されているから、まだまだ増えるかもしれない。
 しかし、今朝も地震が有った。調布は震度5弱。私が住んでいるところは震度3と出たが、すぐ隣りの新宿区は震度4。区と区の境なんて有って無きが如し。
 最初の国勢調査から、今年は95年目。次回の調査は満100周年。いろいろな動態変化が分析されることであろう。