或る繋がり

昨日、韓国語クラスの打上げが有った。韓国語クラスは月に1回、教室をお貸しするというかたちで続行している。3年前は、生徒数が8名であったが、その後、次第に減って行き、今は私を含めて4名だけ。
 昨晩の食事会には、現在、休学中の生徒さんが一名、参加された。彼女は数十年前、上智大学でタイに関する歴史と考古学を学び、ゼミで黄金の三角地帯にも行かれたそうである。
 「学生の時に、真面目にタイ語を勉強しておけばよかったわ。語学は若い時に頑張らないと駄目ね」、と彼女。
 いろいろと話している中で、お住まいを尋ねると、上野毛であることがわかった。
 「友人が亡くなったので、先月、お通夜と告別式で上野毛教会へ行きました」、と私。
 すると、彼女は上野毛教会所属のクリスチャンであると教えてくださった。友人のご主人のことはご存知なかったが、名前をお教えすると、「あら、私の旧姓と同じだから覚えやすいわ。じゃあ、今度、その方にお声をかけてみますね」と、彼女は言った。
人と人との繋がり。不思議な縁である。