先生との相性が肝心

生徒達と話していると、「A先生は教え方がうまいが、B先生は….」ということを聞く。しかし、私から言わせてもらうと、そんなにすばらしい先生に習っているのであれば、もっと上手になってもいいと思うが、結果はそれほどでもない。
 私は思う。どの先生からも、先生である限り、教わるものがあるということ。生徒のほうから求めるものが少なければ、先生の知識の袋は開かない。そして、90分があっというまに経過してしまう。
 授業にのぞむ際、ただ単に受身で教わるのではなくて、もっとタイ人講師を面白おかしく、ワイワイと乗せなくては。タイ人にとって、おとなしすぎるクラスはどうも苦手のようである。なんでこんなに日本人は無口なんだろうかと思っているはずだ。
 特に語学の場合、楽しくしゃべらないと、自分自身が高揚しない。自分のテンションを意図的に上げると、授業後、爽快感、満足感を覚える。
 タイ語は楽しいと思うだけで、先生達との相性もよくなり、授業風景が明るくなる。