珊瑚

昨夕、台湾青年が個人レッスンを受けに来た時に、<เ-าะ>という母音が出てきたので、「島 เกาะ」という単語を例に挙げて教えた。
 「1時間半近く、一人で勉強して疲れた」と彼は正直に言ったので、「最近、中国の船団が大挙して小笠原諸島にやって来て、サンゴを密漁しているのよ。英語のcoralね。」という話題を彼に向けてみた。
 しかし、サンゴもcoralも彼には通じなかったので、漢字を書くことにしたが、サンゴの漢字が思い浮かばず、スマホでチェック。漢字を見せると彼は一発で理解した。
 それにしても、先日、書いた「篝火」と同じく、珊瑚もまた、漢字を見ると、なかなかがっしりとしている。ネットで調べると、「珊瑚には、常に形成される骨格、すべての生体の基本構造という意味が有り、それがやがては、地道な継続、継続は力なりととらえられるとのこと。血流の刺激、強壮を表わし、ひいてはそれが実行力、推進力となる」とのこと。
 珊瑚の宝石言葉は「長寿・幸運」。昔、高知で珊瑚店をたくさん見かけたが、そんなにすばらしい宝石であるとは知らなかった。