Teacher’s Day

 シンガポール在住のY子さんから、「シンガポールでは9月1日が<教師の日>、先生に感謝する日です。日付は異なるけど、多くの国に同じ祝日があります。先生への贈物やカードがいろいろ売られていたので、つい、買ってしまいました」と言って、素敵なカードが送られてきた。
 カードに書かれた文章が面白いので、次に紹介させていただこう。
 Teacher’s Day is the perfect time to tell you how clever you are, how witty you are, how utterly fantastic and brilliant you are….
and how lucky you are to have us as students!
聡明な先生、機知に富んだ先生、ファンタスチックな先生、そして、輝いている先生!
 しかし、それにしても、「私達のような学生を持って、先生は何とまあ幸せなこと!」という結びの文章は、なかなか愛嬌があることよ。

錦織選手の英語

 錦織選手は残念ながら負けた。だが、コート上でのインタビューに答えた彼の英語は簡潔でいて、たくさんの内容がきちんと盛り込まれており、とてもすばらしかった。14歳からアメリカへ行っているのだから上手なのは当たり前だが、試合の相手を称え、自分を支えてくれている方達への感謝の気持ちをとても自然に話す彼は実にすがすがしかった。
 テレビの解説を聞くと、彼の「チーム K」のスタッフの中には英語教師までもが加わっているとのこと。なるほど、勝った時も負けた時もインタビューを受けるわけだから、どのように答えるか常に語学訓練を受けているというわけだ。
 語学がうまいと自分自身が楽しい。それには、常日頃の訓練が必要だ。こつこつ外国語を勉強して、語学力を鍛え、ここ一番という時に、語学貯金をはたく。そして、また、精進を繰り返す。
 ひるがえって考えてみると、語学の勉強はどこででもできる。最近は勉強手段が豊富でいくらでも有るわけだから、自分に合った方法をみつけ、語学を楽しもう!

日・タイのハーフの女子高生

 昨日、久しぶりに台湾青年が個人授業を受けに来られた。自己紹介の内容をタイ文字で白板に書いてほしいというので、8つの文章を書くと、彼はノートにきちんと写し取った。彼の仕事はすこぶる順調。あえて不満を挙げるとするならば、仕事中、日本人と全く会話が無いことだそうだ。語学好きの彼は、将来、語学塾を開きたいと言った。外から見ていると、よく見えるのであろうか。
 ところで、授業の途中に携帯が鳴った。タイ語の勉強のことで相談したいことがあると電話の主は言った。電話からは他の人の声も聞こえてきたので、「何人でいらっしゃいますか?」と尋ねると、「3人です」と答えた。
 「それでは6時にいらしてください」と時間を指定した。だが、なかなか現れない。15分遅れでやって来られた3人を見ると、2人はタイ人に見えた。電話をかけて来た女性は「私、ハーフです」と言った。付き添いの女性はタイ人の母親であり、もう一人の若い女性もハーフであった。彼女達はタイ語はペラペラ。まったく習う必要が無い。母親が口をはさんだ。「話せますが、難しい単語は知りません」
 「大学生ですか?」と訊くと、「高校生です」とすかさず答えた。彼女達の悩みは、タイ語は話せるが、タイ文字がわからず、まったく書くことができないことであった。
 「個人授業しかありませんね」と助言したが、個人授業の学費を払うのは無理とのことで、教室をあとにした。

「蚊は虎よりも恐ろしい」というタイの格言

 このところ、東京はデング熱のニュースが毎日、放映されている。いよいよ新宿御苑も閉鎖になった。このぶんだと、樹木が多い地区はどこでも危なくなっていく勢いがある。対処の方法には限界があって、冬まで待つしかないそうだ。
 昔、タイの教科書で、「蚊は虎よりも恐ろしい ยุงร้ายกว่าเสือ」という話を読んだが、その時はとても信じられなかった。だが、虎は一人か二人の人間を食べれば満足するが、何万匹という蚊が人間を刺せば、何万人もの人が死んでしまうから、結果としては、蚊の方が虎よりも恐ろしいと言う理由に、なるほどと思った。
 「蚊に刺される」は、タイ語で、「ถูกยุงกัด」。กัด(ガッ)は、「かむ」という意味だから、なるほど、虎並みだ。因みに、「蜂に刺される」は、「ถูกผึ้งต่อย」。ต่อย(トイ)は、「パンチを加える」だから、これまたボクシング並み。
 いずれにせよ、デング熱は熱帯の病気だと思っていたが、東京で発生したことは実に恐い。生徒の皆さん、気をつけましょう!

別府のホテル

 10月に大分県へ行くことになった。結婚式があるからだ。飛行機の予約は終わったが、問題は宿。どこに泊まろうかと思い、ネットで探していると、別府に面白い名前の宿が有った。
 その名前は、カオサン○○ホテル。カオサンといえば、バンコクのカオサン地区がすぐに思い浮かぶ。その宿の経営者はおそらく若い頃、東南アジアを周遊し、安宿の有るカオサン地区に泊まったことがあるので、自分のホテルにもそのような名前を冠したのではないかと、私は勝手に想像し始めた。
 よくよく見ると、その近くには外国人用のホテルが有り、国際色豊かだと宣伝している。
 別府には立命館アジア太平洋大学が有るので、昔と違って、かなり面白い雰囲気があるのかもしれない。

タイ料理店での女子会

 昨晩8時半過ぎ、泰日文化倶楽部が入っているビルを出て帰ろうとすると、エントランスのところに「タイ語入門 木曜日19:00」の生徒達が何やら話をしていた。これから近くのタイ料理店へ行くらしい。
 私も誘われた。実はすでに夕食を済ませていたが、「女子会しましょうよ」と言われると、真っ先に行きたくなった。
 タイ料理店の名前は「タワンタイ」。この店は、タイ語の生徒さんを紹介してくださる。だから、こちらもお返しに食べに行くというわけだ。
 昨晩の女子会のメンバーは、日本女性2名、中国人女性2名、そして、私。中国人女性の一人はこの店で泰日文化倶楽部を知ったとのこと。彼女は冷えていないビア・シンを注文。冷たい飲み物を飲まない中国人に徹していた。
 女子会の話題はタイ料理。目の前においしい料理が並んでいるため、タイ語の勉強にも弾みがつく。店内からタイ人達の生きたタイ語が聞こえてくると、とてもいい雰囲気になった。

生徒達のみやげ話

 8月にタイへ行かれた生徒達が、再び、泰日文化倶楽部に戻って来られた。ただし、毎日が日曜日の定年組はいまだにタイに残り、日常生活に溶け込んでおられるようだ。
 私の関心事は、生徒達が果たしてどのくらいタイ語を使い、そして、自信をどの程度、つけてきたかということだ。どうやら、それほど伸びてはいない様子であったが、よく聞いたと思われるタイ語はそれなりに迫力があり、生きた会話を身につけて来られたことは確かである。
 みやげ話はこうである。①お腹をこわしてばかりで、ホテルで寝ていた。一緒に行った友人は同じものを食べてもなんともなかったのに。②泊まったホテルが中国人、また、中国人。マナーの悪さに辟易した。③波が高かったため、チャーン島へ行く船が揺れて、乗っている人達は皆、吐いた。天気が悪くて、楽しめなかった。
 これらのみやげ話なら、よく聞く話であるから特に目新しいものではないが、そういう時に、生徒達がタイ語を使って、どのようにタイ人と交渉したかを聞きたかった。
 或る生徒は、郵便局へ行って、自分宛に荷物を送ったことが面白かったそうである。ローカルな郵便局で、郵便局員とタイ語で交渉することは滅多にしないことだから、思い出に残ったようだ。

タイ料理の名前の発音

 泰日文化倶楽部では、9月開講予定のクラスを4クラスも募集しているが、果たして新規の生徒が集まるかどうかはわからない。だが、期待はしている。今夏、初めてタイへ行き、タイ語にふれた方達も多いであろうから。
 ところで、タイ料理店へ行くと、どこも満員だ。タイ語を勉強している人達の集まりも考えられるが、それよりも、単にタイ料理が大好きだから食べに来ていると人達が多いように思われる。こうした方達がタイ語の勉強に来てくださるといいなあと、いつも思う。
 8月に新規開講クラスを3クラスも開講したが、女性の生徒達にタイ語を習う目的を尋ねると、やはりタイ料理であった。そして、タイ料理の名前が通じないので、正しい発音を教えてほしいと要望された。たとえば、「蟹のカレー粉炒め ปูผัดผงกะหรี่」とか、「空芯菜炒め ผักบุ้งไฟแดง」….。
 これらの単語を正しく発音するのはとても難しい。ましてやタイ語を習って、発音の訓練を受けたことが無い人にとっては。
 タイ料理が好きな女性の皆さん、是非、是非、タイ語を習いにいらしてください!

本郷の古書店

 昨日、本郷へ行った。仕事が午前中で終わったので、午後は本郷界隈を散策することにした。だが、あいにくの土砂降り。そこで古書店に入る。
 その古書店は中国関係の専門書店であった。雰囲気が違う。威厳が感じられた。
 奥の方から中国語が聞こえてきた。女性の中国人が通訳している。「15万円」と店主が言うと、そこで値段交渉が始まった。結局、中国人の客は14万円で購入。古書を包んでもらって店を出て行く時の満足気な顔。よほど購入したかったのであろう。
 中国人が中国語の稀覯本を買って行く。散逸したものを買い集めているのであろう。
 そのあと、別の古書店にも寄ってみた。女主人が喋ること、喋ること。「うちはもう83年やってます。息子が継いでくれないので…」
 私は言った。「大丈夫。息子さんが定年になってから継いでもらえばいいでしょう」
 「主人は先代から引き継いで50年やってます。目利きには時間がかかるのよ」と、女主人。彼女は71歳であった。

切手の博物館

 8月の疲れを取ろうと思って、下落合に在る元生徒さんの整体院へ行った。ところが超満員。致し方なく、とぼとぼと歩いて目白を目指す。切手の博物館の前を通った時、表の看板にカフェが有ると宣伝していたので、コーヒーを飲もうと思って館内に入った。しかし、受付の人に尋ねると、かなり前にもう閉店してしまったとか。
 切手の博物館は入館料が¥200。1996年に設立されたそうだが、私は切手に興味が無かったため、これまで一度も入ってみたことがなかった。
 ところが、想像した以上に面白かった。創設者である水原氏の書斎が再現されており、壁に掲げられた彼の言葉が印象的であった。切手とは、「無言の外交官」なり。
 世界各国の切手が売られていた。私は一番にタイの切手を探した。もちろん有った。日タイ修好百周年の時(1987年)に発行された切手は壁一面に描かれた世界地図の中のタイの位置に貼られてあった。
 私は会員登録を申し込んだ。年間わずか千円也。会員カードを作るため、写真を撮った。大きな切手型の中におさまった自分の顔。読書室がなかなかいいので、時々、行ってみよう。