藍染の中国服

中国人2名が今年の6月から泰日文化倶楽部に入会されてから3ヶ月が過ぎた。彼女達はとても熱心に勉強している。その熱意たるや、日本人の生徒よりも2倍、いや、4倍だ。
 昨晩、彼女達が勉強に来ることがわかっていたので、10年前に上海で買って来た藍染の中国服(上着だけ)を着て教室に出かけた。案の定、二人は私の服を見て、すかさず反応した。
 その服の襟元、及び、裾には漢字が書かれている。だが、その字体が行書体のような形をとっていたので(*中国での正しい書体の名称を何と称するかは知らない)、若い中国人達には読めなかった。
 藍染の服は、上海に在る中国藍印花布館という専門店までわざわざ行って買ったものである。家内工業的な工場も併設されていたので、藍染の工程も見学できた。非常に高価なものであったが、本物の藍染だから納得。あと30年は十分に着られると思う。