奇遇

昨日、「第87回アジア女性のための生け花クラス」が実施された。無料開講してからすでに7年半になる。参加される方がいろいろと変わるのは致し方がない。世の移り変わりと同じ…..。そうとらえている。
 ところで、昨日は参加者が少なかったので、タイ語の生徒さんに声をかけたところ、昨年10月から勉強に来られているKさんが参加したいと申し出た。
 私は昨日4時からタイ人に日本語を教える仕事が入っていたので、生け花クラスを途中退場したのでその後、何があったかは知る由もない。だが、同じく参加されたHさんから、ラインが来た。「華道講師の御主人と、K子さんのお父様が親友だったそうですよ」
 それを聞いて奇遇だと思った。帰宅後、華道講師に電話をして、いろいろと話を聞くと、K子さんが小さい時、彼女の家で会ったことがあるとのこと。「主人の恩人です、K子さんのお父様は」と、華道講師は付け加えた。この広い東京の空の下で、何十年ぶりかの邂逅が、泰日文化倶楽部でなされたことは、本当に奇遇である。